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ポッカサッポロフード&ビバレッジ、自動販売機の商品情報をスマホで取得するサービスのテスト開始

 ポッカサッポロフード&ビバレッジは、訪日外国人の自動販売機の利便性向上を目的として、同社自動販売機において販売している商品の画像をスマートフォンで撮影することで、商品情報を多言語で取得できるアプリケーションを導入。7月末より順次テストの展開を開始した。

 具体的には、富士ゼロックスが提供するスマートフォンアプリケーション「SkyDesk Media Switch」を活用し、自動販売機のダミーや商品そのもののラベル面をスマートフォンで撮影すると、その商品の「栄養成分」「原材料」「アレルギー物質」「商品概要」の情報を手元のスマートフォンで確認できるようにするというもの。商品情報は、英語、中国語、韓国語、日本語の4か国語で表示される。また、閲覧した商品の履歴は保存されるため、いつでも再確認できる。

 テストは首都圏、大阪、名古屋、札幌の訪日観光客が多い場所に設置された自動販売機、約300台においてパネルやステッカーでアプリケーションを案内します。テスト展開の後に効果を検証しながら、エリアの拡大等を進めていく予定。

 同社はこれまでに、一部の自動販売機に多言語のステッカーを貼るなどの対応をしてきた。一方で、製品ひとつひとつの説明は十分ではないため、どんな商品であるのかわからないという不安から、自動販売機における外国人の購入意向に結びついていないと考え、今回の取り組みを行うに至った。

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2016/08/01 11:00 https://markezine.jp/article/detail/24934

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