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Facebookが「モバイル×フルファネル」で進める、スマホ時代のマーケティングとは

 言わずと知れたソーシャルメディア界の雄、Facebook。今回は、同社が2016年10月に開催した、「Mobile Moves Commerce」の模様をお届けする。メインテーマは「モバイル×フルファネル」。Facebookらが提供する各種ソリューションとモバイルの組み合わせが、マーケティングにどのように活用できるのか、どのような課題に対応できるのかが、具体例を交えて語られた。

「モバイルシフト」はコマースの在り方を変革させる

 すでに、一般生活者の日常に深く溶け込んでいる、Facebook。しかしこの日、新宿のハイアットリージェンシーで同社が催したセミナー参加者の多くは、EC事業者とマーケターであった。 「モバイルがビジネスを加速する」。セミナータイトルともなった「Mobile Moves Commerce」にかけて冒頭にそう宣言したのは、Facebook Japan代表取締役の長谷川晋氏だ。

 同社は4月にも「モバイル」をテーマにした同様のセミナーを行ったが、今回はFacebookやInstagramが、どのようにECやその他ビジネスに影響を及ぼすかについて、より具体的に語る場となった。

Facebook Japan 代表取締役 長谷川晋氏

 スマートフォンの普及により、インターネット全体のトラフィックに占めるモバイルの割合は、日に日に高まっている。それはFacebookも例外ではなく、長谷川氏いわく、国内における同サービスの月間アクティブ利用者のうち、モバイルからアクセスしているユーザーは実に96%に及ぶという。

 「このモバイルシフト、あるいはスマホシフトは、コマースの在り方自体を変革させる、新しい時代に入る大きなトレンドだと捉えています」(長谷川氏)

Facebookは、認知、検討、購入の「フルファネル」に対応

 セミナー全体を通して頻繁に登場したのが「フルファネル」という言葉だ。今回のセミナーでは、マーケティングファネルを、「認知」「検討」「購入」に大別。2,600万人のユーザーを擁するFacebookと同1,200万人のInstagramは、ファネルの各ステージにおいて優位性を持つプラットフォームであり、そのリーチの規模や広告タイプの豊富さなどから、ソーシャルメディアとしての側面以上の可能性を有していると語った。

セミナー参加者の手にもモバイル端末が

 たとえば「認知」の段階では、情報過多ともいわれるWebの世界において、多種多様なデータの波から自社の商品を認知してもらうだけでも難易度が高い。長谷川氏は、そのために必要なFacebook上での広告を「思わず親指を止めてしまうようなクリエイティブ」と表現し、ビジュアルだけではなく、メッセージング、コミュニケーションの文脈がもたらす重要性について語った。

 今回のセミナーでは、「モバイル×フルファネル」をメインテーマに、Facebookらが提供する各種ソリューションとモバイルの組み合わせが、集客やPR、売上増加など、マーケティング上のさまざまな課題に幅広く対応できることがアピールされた。

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EC向けに開発された「ダイナミック広告」 今後は他業種に特化も

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この記事の著者

渡邊 徹則(ワタナベ テツノリ)

株式会社Version7代表取締役。Web・コンテンツ制作、分析、マーケティングなどを手掛ける。 執筆業では、主にソーシャル、EC、海外サービス、メディアなどが専門。 会社概要 - seven@ver7.jp - Twitter/Facebook @brigate7

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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