たとえばGoogleマップで自宅の住所を入力して検索したとき、該当位置に表示されたマーカーの位置が「そこはウチじゃなくて通りの真ん中なんですけど…」という惜しい結果になることもある。Googleは2007年11月に、ユーザー自身がマーカーの位置を修正できる機能を公開した。
この修正機能は、住所検索だけでなく、企業や店舗の位置情報にも対応しており、Googleアカウントでログインすれば、誰でもマーカーの編集機能を使って修正することができる。もちろん間違った情報が寄せられることも前提として、Googleが最初に表示していたオリジナルの位置情報にアクセスできるリンクも提供されている。Googleはこの機能を使って世界中のユーザーがマーカー情報を修正している様子を地図上にリアルタイム表示するビューアーRecent Edit viewerを公開した。
Recent Edit viewerのページでは、世界中で修正情報が寄せられた地点を閲覧することができるだけでなく、いつ、何メートル移動したかも表示してくれる。あなたが修正した情報も、世界の誰かが目にしているかもしれない。
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