最新!「Yahoo!プロモーション広告」活用企業が対応すべきポイント
様々な提案ができるようになったとのことだが、具体的にはどういったものがあるのだろうか。見谷氏に聞いたところ、Yahoo!プロモーション広告における最新のアップデートを常に見逃さず、各アカウントへの反映をすぐ行っているという。
「昨年、スポンサードサーチでは拡大テキスト広告やテキスト補足オプションなど、ユーザーにより効果的に訴求するための仕様変更が多く発表されました。新たに追加される機能はスマホユーザーの増加にともなって用意されたものが多いので、いち早くクライアント様の広告に反映するようにしています。これらの新仕様を取り入れていないクライアント様も多いため、対応するだけでも一定の成果を挙げています」(見谷氏)
木村氏は、様々な広告代理店のアップデートに対する対応速度を見ており、イーエムネットジャパンは特に早いと高く評価した。
「当社としては、クライアント様にメリットを感じてもらえる自信と根拠を持ってアップデートしています。導入のスピードが早いほうが、当然効果も高くなります。イーエムネットジャパンさんは、その中でも導入速度が非常に速い。各広告代理店における、新機能の導入率を算出しているのですが、短期間で多くのアカウントに対して導入を進めていただけています」(木村氏)
また、イーエムネットジャパンの場合、保有するクライアント数が多いにも関わらず、導入が進んでいると龍氏は語る。
「大手クライアント様だけでなく、幅広い業種の中小企業様にも導入していただけることは、ありがたいですね。事業規模に関係なくここまで導入率が高いのはとても珍しいと思います」(龍氏)
ヤフーの様々なプロダクトを、各企業のニーズに合わせてトータルで提案
実際のところ、イーエムネットジャパンは、クライアントに対してどのような提案を行っているのだろうか。ポイントは、「PCからスマホへの主要デバイスの変化をふまえて、ユーザー行動の変化を読むこと」だと加藤氏は述べた。
「スマホシフトによって、ユーザーのデジタルデバイスとの接触時間や、使い方も変わってきています。そこで、ユーザーはスマホで何をしているのかを注視することがとても重要です。ユーザーの行動を理解し、ヤフーさんの様々なプロダクトの中から、スポンサードサーチをはじめとしたユーザーへのアプローチ方法をトータルでご提案しています」(加藤氏)
「検索連動型広告は顕在層にストレートな訴求ができる反面、母数が決まっているため成果が徐々に伸びづらくなる側面もあります。そのため、潜在層も捉えていくことが重要になってきます」(龍氏)
ヤフーではこの状況への対策として、ファネルごとに適したサービスを提供している。顕在層であればスポンサードサーチ。潜在層であればYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)など、クライアントのニーズに合わせて施策を打てる環境を用意している。