サイバーエージェントは、プライベートDMP「RightSegment(ライトセグメント)」にて、店舗に来店した人数や、広告が来店に寄与した効果などを計測する「来店計測機能」を追加した。
「来店計測機能」では、企業が提供しているスマートフォンアプリや、「RightSegment」とサードパーティ連携しているスマートフォンアプリをインストールしているオプトインユーザー(以下、ユーザー)が、企業の指定するエリアや店舗にどの程度来訪したかがわかる。また、広告をクリックしたユーザーが、実際に店舗やエリアを訪れた割合といった、来店率を計測することが可能。
加えて、来店計測データを「RightSegment」に蓄積することで、ユーザーの来店頻度・来店期間などをもとにセグメンテーションを作成し、ユーザーの来店状況に応じた広告配信や、プッシュ通知配信への活用も可能となる。
なお、同機能は、位置情報を活用した同社の行動分析ターゲティングツール「AIR TRACK」とのデータ連携により、スマートフォンのGPS情報や、店舗に設置したビーコン・Wi-Fiルーターなどの端末機器より来店検知を取得し、計測している。
【関連記事】
・サイバーエージェント、高精度来店検知サービスの提供を開始
・CAが位置情報の広告活用を強化、Googleマップ等で表示される店舗情報を一括管理するサービス
・Supership、独自データと位置情報を掛け合わせたオーディエンス広告配信を開始
・移動予測データに基づく新たな位置情報連動広告を「駅すぱあと」が提供開始
・タグキャスト、千葉ロッテマリーンズの球場に400個以上のビーコンを設置~球団公式アプリと連携