エクスペリアンジャパンは1月24日、同社が開発提供するメール配信システムMailPublisherの機能強化第一弾として「ABテスト」「デバイス判定レポート」「メール傾向分析レポート」の追加を発表した。
「ABテスト」機能では、テスト対象グループと本番対象グループの割合、各配信日時を事前に設定しておくだけで、テストから本番配信に至るまでのプロセスが自動的に実行される。また、テストから本番まで一連の配信結果は、一画面内で確認できる。
「デバイス判定レポート」機能では、PCやスマートフォンなどのデバイス傾向のグラフ表示に加え、デバイスバージョン別、メールドメイン別、ブラウザ別ほか、さまざまな組み合わせでの表示が可能になる。
「メール傾向分析レポート」機能は、複数のメール記事をまたいで配信結果をグラフ化することができる。開封率やクリック率、コンバージョン率、時間帯ごとや曜日ごとの傾向も把握できる。
今回の機能強化は、MailPublisherのマーケティング機能を強化することで、同社クライアントのメールマーケティングをより強固に支援する取り組みの一環。今後、第二弾、第三弾の機能強化も予定しており、これまで以上にメールマーケティングにおけるPDCAサイクルの精度を高め、高速化を図る。また、3つの機能の提供開始は2017年2月下旬を予定している。
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