視聴行動分析サービスを提供するニールセン デジタルは、スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetView(ニールセン モバイルネットビュー)のデータをもとに、最新の各SNSサービスの利用状況を発表した。
Instagramユーザーが大幅増
スマートフォン全体での利用者数は、2017年8月時点で6,414万人となり、前年同月と比較して13%の増加となっていた。各SNSのアプリ利用者数では、Twitterが2,656万人(前年同月比19%増)、Facebookが2,252万人(同7%増)、Instagramで1,706万人(同43%増)という結果になった。
若年層の利用者率高いTwitter、Instagram
次に、各サービスの利用者属性を見ると、男女構成ではTwitter、Facebookはともに半々となり、Instagramは女性が58%と男性より多いことがわかった。年代別の利用率では、Twitterは29歳以下の68%が利用している状況となり他年代と比較して突出していた。Facebookは、どの年代へも35%前後と平均的にリーチし、Instagramは29歳以下の若年層へのリーチが高く41%となった。
じわじわとリーチ伸ばすInstagram
最後に、利用者数の増加が最も大きかったInstagramに注目して長期のリーチトレンドを見ると、2015年後半に15%程度だったリーチは、2016年4月に20%を超え、その後しばらく横ばいを続けていた。しかし、2017年に入って再度増加に転じ、8月時点で27%となった。
また、性年代別で増加率が最も高かったのは、女性50代以上の114%増、次いで男性40代の64%増、男性29歳以下の55%増だった。
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