GMOデジタルラボは10月16日、店舗(企業)専用の集客支援型アプリを短期間・低価格でオーダーメイド制作するスマートフォンアプリ制作サービス「GMOおみせアプリ」において、「商店街アプリプラン」の提供を開始した。
同プランは商店街や自治体向けの集客に欠かせない機能を備えたアプリの制作から、アプリストアへの公開、アプリ内掲載店舗(加盟店)への課金・請求代行までをパッケージ化したもの。
これまで、商店街や自治体向けのアプリは、1つのアプリで多種多様な加盟店に合わせて柔軟に対応する必要があることから、個店向けアプリ制作サービスのようにパッケージ化することが難しく、ゼロから開発されるスクラッチ型が一般的だった。
しかし、商店街が主体となってゼロからオリジナルアプリを制作・公開し、複数の加盟店を管理・運営するには、手間やコストがかかり、“何から手を付けたらいいのかわからない”と、制作に着手することすら難しいケースが少なくなかった。これらの背景から、GMOデジタルラボは今回のパッケージ化に至った。
今回のプラン内で作ったアプリには、加盟店への来店・利用で貯められる来店スタンプ機能やクーポン発行機能、加盟店同士で他店の良さをおすすめできるレコメンド機能など様々な機能を搭載できる。
また同社は、今回のプランを一部の商店街に先行して案内しており、第一弾として札幌市の南平岸商店街が採用。同商店街のアプリ「なんぴら」を10月16日にリリースした。