SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

定期誌『MarkeZine』BookNavigator

マイクロソフト社員10万人の頂点に立ったプレゼンターが指南する「ワクワク」を伝える技術

 話題の書籍のダイジェスト版を紹介する連載「Book Navigator」。今回は『マイクロソフト伝説マネジャーの世界NO.1プレゼン術』(澤円 著、ダイヤモンド社、2017年8月)を取り上げます。

 ※本記事は、2017年11月25日刊行の定期誌『MarkeZine』23号に掲載したものです。

すべての「人を動かすコミュニケーション」はプレゼンである

 先日、カメラを買おうと思い、家電量販店に出かけた。店頭に陳列されていたある商品が気になり、近くにいた店員に声をかけ説明を求めた。するとその店員は、商品の詳細とともに、それがどんなに素晴らしいかを、こちらが尋ねていないことを含め滔々と語り始めた。彼の熱弁を聞くうちに、思わず私は「買います」と宣言してしまっていた——。似たような経験がある人は少なくないと思われる。

 このとき、その店員は見事に商品の“プレゼン”を成功させたといえる。

 プレゼンといえば、会議室などで大勢の人の前で話をするようなイメージを持つ人が多いのではないか。だが、広義のプレゼンが意味するのはそれだけではない。自分の意図や考え、企画の内容や価値などを正しく相手に伝え行動を促す行為全般を指す。取引先との打ち合わせ、チームメンバーに対するレクチャーなど、ビジネスシーンで発生するコミュニケーションのほとんどが“プレゼン”であるといっても過言ではない。

『マイクロソフト伝説マネジャーの 世界№1プレゼン術』
澤円 著、ダイヤモンド社、2017年8月

 本書『マイクロソフト伝説マネジャーの世界NO.1プレゼン術』には、そんな、様々な場面で役立つプレゼンの力を向上させるヒントが示されている。メインは一般的な大勢の人の前で話すプレゼンテーション術だが、構想、構成・ストーリー作成に加え、好印象を与える姿勢など、あらゆるノウハウを網羅している。

 著者の澤円氏は日本マイクロソフト株式会社マイクロソフトテクノロジーセンターのセンター長。プレゼン回数は年間200回以上を数え、登壇したイベントでは常に最高の評価を得ているという。2006年にはそのプレゼン力が評価され、ビル・ゲイツ氏が全世界のマイクロソフト従業員約10万人の中からトップクラスの成績を収めた者に与える「Chairman’s Award」を受賞している。

情報工場は厳選した書籍のハイライトを3,000字のダイジェストで配信するサービス「SERENDIP(セレンディップ)」を運営。国内書籍だけではなく、まだ日本で翻訳されていない海外で話題の書籍も日本語のダイジェストにして毎週、配信。上場企業の経営層・管理職を中心に8万人超のビジネスパーソンが利用中。

この記事はプレミアム記事(有料)です。ご利用にはMarkeZineプレミアムのご契約が必要です。

有料記事が読み放題!MarkeZineプレミアム

プレミアムサービス詳細はこちら

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラスをご契約の方は
・こちらから電子版(誌面)を閲覧できます。
・チームメンバーをユーザーとして登録することができます。
 ユーザー登録は管理者アカウントで手続きしてください。
 手続き方法の詳細はこちら

次のページ
「ハッピーな未来」を想像させることで相手を動かす

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
定期誌『MarkeZine』BookNavigator連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

情報工場(ジョウホウコウジョウ)

厳選した書籍のハイライトを3,000字のダイジェストで配信するサービス「SERENDIP(セレンディップ)」「SERENDIP(セレンディップ)」を運営。国内書籍だけではなく、まだ日本で翻訳されていない海外で話題の書籍も日本語のダイジェストにして毎週、配信。上場企業の経営層・管理職を中心に8万人超のビジネスパーソンが利用中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2018/06/07 10:50 https://markezine.jp/article/detail/27437

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング