朝日広告社は、マーケティング施策の各種データをリアルタイムに統合・可視化し、企業内でその効果を共有できるクラウド型統合マーケティング管理プラットフォーム「ON AIR Analytics(オン・エアー・アナリティクス)」を提供している。今回同社は、この機能を応用した流通・小売企業向けのサービス「ON AIR Analytics for リテール」をリリースした。
同サービスにおいて、同社はブログウォッチャーが提供する「プロファイルパスポート」との連携を実施した。「プロファイルパスポート」は、大手メディア企業のアプリや乗換案内アプリ、カレンダーアプリなどの位置情報データを取得・保有する位置情報データプラットフォーム。小売店舗や商業施設などの来店顧客の集客状況や、一定時間店舗に滞留した来店顧客の居住エリアのデータを集計することができる。
同サービスでは「プロファイルパスポート」を活用することで、来店客数や来店顧客の居住エリアなど各種マーケティングデータの自動収集が可能に。また、収集したデータに折り込みチラシの配布エリアデータやテレビCMのメタデータなどを連携させることで、流通・小売企業のマーケティング施策の来店効果をリアルタイムに統合・可視化し、共有できる環境を構築することができる。
【関連記事】
・オプト、位置情報×動画広告配信の「toSTORE Video Ad.」を開発 チラシの代替狙う
・展示会来場者の位置情報や動線を含む定量的なデータ解析サービス「Exas」を、テクサーがリリース
・ウエディングパーク、位置情報を活用したスマホ広告商品「WPロケーションアド」をリリース
・朝日広告社、CMO・部門長向けにクラウド型統合マーケティング管理プラットフォームを発表
・朝日広告社、テレビメタデータと人工知能を活用した キャンペーンマネジメントを実証