Amazon Web Services, Inc.(以下、AWS)は会議室やオフィス、オフィス周辺などの職場環境で、身の回りにあるテクノロジーの操作を簡単に行うことができるインテリジェントな音声アシスタントを従業員に提供する新しいAWSサービス、Alexa for Businessを発表した。
Alexa for Businessにより、電話会議の開始や会議室の備品の管理、会議のスケジューリング、業務の経過を記録することや、消耗品の再発注といった、様々な業務を自動化できる。
Microsoft Office 365、Microsoft Exchange、Google G Suiteと連携するほか、Salesforce、Concur、Polycomといった企業が提供するサービスとの統合をサポートし、これらを使用することで、オフィスですでに使用しているアプリケーションやデバイスにAlexa for Businessの機能を拡張することができる。
現在Alexa向けに提供されている数万の公開スキルを活用できる他、Alexa Skills KitやAlexa for Business APIを使用して、自社の従業員向けに新しいプライベートスキルを開発できる。
Alexa for Businessには、Alexaデバイスのセットアップや管理、ユーザー登録、スキルの割り当てなどを大規模に実行できるツールが含まれ、音声で業務を行えるようになっている。
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