アイシェアは、20代から30代の着信メロディ、着うたダウンロード経験者を対象に着信音に関する意識調査を実施した。まず「どのような着信音を設定しているか」という質問で、一番人気だったのは、「音系(環境音、ノイズ、サウンド)」で21.3%。続いて「新曲ミュージック」17.9%、「CMで流行の曲」9.4%、「オリコンランキング上位」6.0%となっている。逆に人気がない着信音は「お笑いのセリフ」(1.7%)。派手に歌謡曲を鳴らしたり、ウケをねらってお笑い芸人のセリフを着信音に設定すると、周囲からの冷たい視線を感じることがあるようだ。
着信音をどこからダウンロードしたかについては、「携帯電話向けの一般ダウンロードサイト」が55.4%で最も多く、「携帯電話各社の公式コンテンツ」47.4%、「企業のホームページ」15.6%、「CMなどのプロモーションサイト」7.1%となっている。企業CMで利用されたジングルや企業サイトで提供している着信メロディのダウンロード経験者は、47.0%が企業のホームページからダウンロードしているという。また、具体的にどんな着信音をダウンロードしたのかを見ると、アメリカンホームダイレクトのジングルやアフラックのアヒルの歌ほか、損保ジャパンなどなぜか保険会社の着信メロディが目立っている。
また、著作権に抵触した着うたの問題についてたずねると、「知らないでダウンロードしたことがある」が4.5%、「知っていたが便利なので利用」11.6%、「違法サイトであれば利用しない」61.6%となっており、事前に知っていれば違法サイトを避ける人が6割を超えている。
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