SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

サイバーエージェント、3DCG動画制作を強化 3Dスキャニング技術を保有するAVATTAを子会社化

 サイバーエージェントは3Dスキャニング技術を保有するAVATTAの発行済み株式の全株式を4月1日に取得することについて決議したことを発表した。

 ネット広告市場の成長に伴い、ブランド企業のネット広告活用、中でも動画広告の活用が広がる昨今、特に3DCGは商品の魅力を訴求したいメーカー企業を中心に需要の拡大が予想されている。今後は5G回線などによる高速化・大容量化を控えており、3DCGにおいてもより高品質な動画制作が必要となると同社は見ている。

 これまでAVATTAは、被写体を複数のアングルから撮影した2次元画像の静止画から、テクスチャを含む高精細な3Dオブジェクトを作成する「フォトグラメトリー」システムにより、AR/VRのほかテレビCM向けの3Dコンテンツおよび関連映像の制作等を行っており、数百体のスキャン実績と当該データアーカイブを保有している。

 フォトグラメトリー技術は、リアルな3Dモデルをゼロから作成するよりも早く、低コストでハイクオリティな3Dモデルを作成することができるため、最近では映画やCM、ゲームやVRコンテンツなど様々な分野で使われている技術。

 パーツデータの組み合わせにより架空人物モデルの作成も可能であり、広告配信ターゲットに最適化された架空人物モデルを創造することも可能。

 AVATTAはこのような最先端のフォトグラメトリー技術とその知見を基盤とし、人物や街並み、室内といった高品質な3Dモデルのデータ化推進を進め、オリジナルアバターの制作や各社CG事業に関するコンサルティングなどを業務展開している。

 このような背景のもと、サイバーエージェントはAVATTAの全株式を取得し、グループ会社である3DCGによる動画広告制作に特化したCGチェンジャーと連携することで、実際に撮影することなく完成するCGによる3DCG動画クリエイティブを提供し、企業のマーケティング活動に貢献する次世代型3DCG動画広告配信の実現を目指す狙い。

 なお、AVATTAの社名および組織は現体制を維持し、現社長でプロのフォトグラファー・マルチクリエイターである桐島ローランド氏が継続して社長を務める。

【関連記事】
Webブラウザ上で“触れる”3D広告サービスをセガゲームスが開発 日本郵便などが採用
hakuhodo-VRARと建仁寺 日本文化財のデジタル・トランスフォーメーション事業の共同研究開始
「AbemaTV」がスマートフォンVRプラットフォーム「Daydream」に対応を開始
デジタル時代のテレビメディアとは?ビデオリサーチ、「VR FORUM 2018」開催
グリー、1,830万ドルで「GVR Fund」のファンド組成を完了 主な出資者はヤフー、コロプラなど

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2018/04/02 07:00 https://markezine.jp/article/detail/28170

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング