デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下、DAC)とテンセントのインターナショナル・ビジネス・グループ(以下、テンセントIBG)は、戦略的パートナーシップの締結に合意した。両社は2018年4月中に、日本におけるテンセントプラットフォームへの広告出稿支援を開始する。
DACは2005年に北京DACを設立以来、10年以上にわたり中国本土でビジネスを展開してきた。また一方で、テンセントIBGは、2016年より日本に専任チームを設置し、約10億の中華系ユーザーを有するモバイルコミュニケーションサービス「微信/WeChat」含めたテンセントプラットフォームへの広告出稿を支援している。
両社はこれまでも、様々な面で協力関係にあったが、訪日外国人をターゲットとする企業や広告会社へ、さらに充実したサービスを提供するため、緊密に連携する戦略的パートナーシップの締結に至った。
これによりDACは、テンセントプラットフォームへの広告出稿において、北京DACを始めとした国内外のグループ企業と連携。テンセントIBGと共同でプランニングから運用に至る全てのサービスを提供する。また、「微信/WeChat」については、公式アカウントの開設や運用のサポートも行う。
【関連記事】
・DACとP1、アイティメディアと協業でBtoBターゲティング広告の提供開始
・DAC、EverySenseと提携 データの利活用を強化
・DAC、集英社、朝日新聞社が「TJパートナー」をリリース 井浦新氏などのクリエイターとコンテンツ開発
・ANAとエスキュービズム、訪日外国人誘致の担当者向けメディア「インバウンド NOW」をオープン
・デジタルガレージと全日空商事が協業 ANAグループの顧客接点を活用したインバウンド支援を実施