商品ページの商品詳細情報の掲載方法による比較
商品ページの商品詳細情報によるユーザーへの印象の変化を調査するため、サイズ、生産国、選択方法などの商品詳細情報を商品紹介ページに掲載させたサイトAと商品詳細情報ページへのリンクを設置したサイトBを比較した。

商品ページの商品詳細情報の掲載に約6割が「商品を魅力的に感じる」と回答
モバイルショッピングサイトでの、商品詳細情報の掲載ページについて尋ねたところ、「サイズ」、「生産地」、「洗濯方法」等の商品詳細情報が商品ページに掲載されている方が、商品詳細ページへのリンクがある場合に比較して支持が得られた。
サイトA~Bのそれぞれについてサイトのイメージを尋ねた結果、商品詳細が商品ページに掲載されているサイトAは「分かりやすい」(65%)、「商品を魅力的に感じる」(60%)、「商品の特徴が良く表現されている」(75%)、「安心感がある」(64%)等の項目において高い値が得られた。商品詳細情報を商品ページに掲載することで、より商品の訴求力が強くなっていると推察される。
一方でサイトBは「スムーズ・スピーディー」(54%)、「無駄がない」(58%)等で支持が得られた。これはサイトBがサイトAに比べテキストが少なく、携帯電話でページを閲覧する際にスクロールのストレスが少ないことが理由として推察される。
以上のことから、商品詳細情報を商品ページに掲載した方が商品の訴求には高い効果が得られるが、情報量が多くなる場合はユーザーのストレスになることに制作の上では注意する必要がある。