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MarkeZine Day 2018 Autumn

総動員数は3,000人以上!「元芸人」のBtoBマーケターが語る、イベント開催のコツとは?

 「MarkeZine Day 2018 Autumn」の1日目に行われたライトニングトーク。最後となる6組目には、Reproの井上裕司氏が登壇。業界未経験でありながらイベント主催などを通して達成したリード獲得やタッチポイント創出など、自身の体験談とともにイベント開催のノウハウを紹介した。

接触時間の長いイベントは見込み顧客のナーチャリングに最適

 井上氏は、「元お笑い芸人」という異色の経歴を持っている。IT業界未経験ながら昨年よりアプリ事業者の支援を行うReproに入社し、現在はマーケターとして自社のセミナー・イベントの開催を手掛けている。

Repro株式会社 Marketing 井上裕司氏

 アプリの市場は、Webの市場と比べるとまだ途上の段階にある。そのため、イベントなどの機会を上手く活用し、自社の認知向上や顧客の啓蒙(ナーチャリング)を実現できるかが重要になるという。井上氏が行うイベントの形式は、100名程度を集めたカジュアルなミートアップや個別相談セミナーなどだ。

 井上氏は、これまで60回以上にわたってイベントの開催を手掛けてきた。総動員数は3,000名以上にものぼる。こうした働きによって、次のような効果が得られたという。

  • 新規および既存のリード獲得
  • 顧客とのタッチポイント創出
  • 休眠リードの掘り起こし
  • リードナーチャリング

 「他にも、様々な企業様や業界の方々とのネットワークを広げることでコミュニティとしての役割が生まれるようになりました。また、イベント共催のオファーやアライアンスのご相談をいただいたりと、ブランディングにおける効果も感じています」(井上氏)

 続いて井上氏は、「イベントはPULL型とPUSH型マーケティングの良いどころ取りです」と持論を展開。

 「イベントでは、PULL型マーケティングの特徴である潜在顧客の発見や自然なアプローチが可能です。また、イベントは接触時間も長いため、コンテンツを通した価値の提供が確実に行えます。これによって、顧客のナーチャリングやロイヤリティ向上にも期待ができます」(井上氏)

「参加者ファースト」のイベント開催で顧客の満足度を向上

 しかし、実際にイベントを運営していくことを考えた時、コストやリソースにおける懸念を抱える企業も少なくないだろう。

 こうした懸念の声に対して井上氏は、「準備や運営には、私がほぼ1人で行っています。少数のセミナーであれば、受付担当に加えて自由に動ける人の2名がいれば実現可能です。予算に関しては、少人数セミナーであれば1万ほどで収めることは難しくありません。規模が大きなイベントであっても、軽食を含めて約5万円ほどで開催ができます」と経験から語った。

 また、運営効率を上げるポイントとして、「集客プラットフォーム」の活用に言及。Reproは、ITに特化したセミナーやイベント開催を支援するプラットフォーム「connpass(コンパス)」を利用している。同プラットフォームではイベントページの掲載ができ、通知や申し込み、アンケート機能などが実装されている。

「connpass」イメージ

 同プラットフォームを継続して利用することで、イベントグループのフォロワーも増えていくという。その結果、これまでの集客が効率化され、同プラットフォーム内からのユーザーがオーガニックで流入することもあるそうだ。

 最後に井上氏は、イベントを運営する上で重要なのは「継続性」だと語った。完璧を求めすぎず、PDCAを継続的に回していくことが大切なのだという。

 井上氏は加えて、「最も意識していることは、『参加者ファースト』です。わざわざイベントにまで足を運んでお越しいただくわけですから、自社都合のコンテンツだけでなく、本質的な価値を提供し、満足していただくことを心がけています。イベント開催の成果は次第についてくるものですので、短期的な数字だけを追いすぎず、まずは色々と挑戦していただきたいと思います」と述べ、セッションを終えた。

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この記事の著者

畑中 杏樹(ハタナカ アズキ)

フリーランスライター。広告・マーケティング系出版社の雑誌編集を経てフリーランスに。デジタルマーケティング、広告宣伝、SP分野を中心にWebや雑誌で執筆中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2018/11/14 08:00 https://markezine.jp/article/detail/29465

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