Pathee(パシー)は、店舗のデジタルマーケティングを支援するツール「Patheeパートナー」において、Instagramの分析機能を追加した。
2018年6月にリリースされたInstagram「ショッピング機能」は、導入コストが不要なことから、新しい販路のひとつとして小売業界で注目されている。一方で多くの企業は、デジタルマーケティングに特化した運用担当者がおらず、フォロワー数増加をはじめとする運用面での様々な課題を抱えている。こうした背景をもとにPatheeは、「Patheeパートナー」においてInstagramの分析機能を新たに3つ追加した。
これまで、企業におけるInstagramの分析では、「分析はスマホ」「レポート作成はPC」といったように業務が分断され、効率が低下していた。今回の新機能追加によって同ツールでは、PC上でのInstagramの分析に対応。業務の効率化に貢献する。
「週次レポートメール」では、直近2週間の投稿数やフォロワーの増減を可視化。そのため、日々の業務が忙しくInstagramの分析に時間が割けない場合であっても、運用改善の習慣化が実現できる。
また、「ハッシュタグ分析」では、それぞれのハッシュタグの出現頻度や平均リーチ率、平均エンゲージメント率などを表示。ユーザーに店舗を発見されやすくするために必要なハッシュタグの分析などによって、最適なハッシュタグ選定を可能にする。
さらに、「他社アカウント分析」においては、競合他社のアカウントを入力するだけで、投稿数やフォロワー増加数などが把握できる。同社はこれらの機能によって、Instagramの集客に寄与する効果的な取り組みを進めていく。
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