アクティブデザインは、「インフィニティミラー」を採用し、カメラやセンサーなどのオプションを加えたミラー型サイネージをリリースした。
「インフィニティミラー」とは、鏡の奥に空間が続いているように見える仕組みのことで、鏡とマジックミラーの間に、ライトなど光る物体を入れることで作り出される。これにより、同サイネージでは、奥行き感やLEDによる色の変化を楽しむことができる。
同サイネージは、イオンフィナンシャルサービスがイオンモール幕張新都心で行っている実証実験に採用された。同実験では、カウンター窓口でのイオンカード入会受付の場面で、アクティブデザインの顔認識やAIなどを組み込んだアプリケーションをベースに、同サイネージと人型ロボットが連携して接客対応した。
同サイネージに搭載されたアプリケーションでは、ユーザーをターゲティングし、対話と分析を通じてふさわしい情報を提示。加えて、設置されたカメラから顔認識エンジンを活用し、狙ったユーザー層に最適なタイミングで情報や広告を出し分けることができる。
また、AIを活用することで、ユーザーが必要としている情報、もしくは興味があると予想される情報を判断し、提示することや、タッチおよびモーション操作により、ユーザーのログを収集する機能もある。
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