デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下、DAC)は11月6日、クレディセゾンと連携し、データ事業における共同商品開発・運営を開始した。
DACのDMP「AudienceOne」は、月間4.8億ユニークブラウザと9,000万のモバイル広告ID、1兆レコード以上にのぼる膨大なデータを保有し、それらのデータを解析することで高精度な3rdパーティデータを提供する。
一方、クレディセゾンは、消費性向の高い30~50代の女性を中心に約2,700万人の会員数を誇るクレジットカードサービス事業を展開している。
今回の連携では、クレディセゾンの購買ビッグデータを、個人が特定できないクラスター(集団)情報に加工。その上で、パーソナライズされた最適な配信を実施する。クラスター情報には「会員属性」「カード決済」「ネットサービス利用(Webサイト閲覧)」などのデータがあり、企業はこれらを活用して同DMPと連携した様々なプラットフォームで広告配信を行うことができる。
今後両社は、同DMPが有する「ライフスタイル」「嗜好性」といったデータとクレディセゾンの購買ビッグデータを掛け合わせた顧客分析レポートの提供など、サービスの拡充を進めていく。
【関連記事】
・「WEAR」の広告販売を独占!DAC、ZOZOテクノロジーズと戦略的パートナーシップを締結
・地域のコンテンツマーケを支援!DAC、博報堂DYMP、博報堂アイ・スタジオがマガジンハウスと連携
・DACの「AudienceOne」、凸版印刷の電子チラシサービス「Shufoo!」のDMPと連携開始
・DACと博報堂アイ・スタジオのコンテンツマーケ支援チームに博報堂DYメディアパートナーズが参画
・DAC、「AudienceOne」上でのデータ取引を開始 施策に応じたセグメントデータ購入が可能に