ネット広告技術の開発・コンサルティングなどを行うFringe81(フリンジ ハチイチ)は11月7日、Google広告の「アフィリエイト住所表示オプション」を活用し、小売店への来店促進を目的としたプロモーション支援を開始した。
昨今、消費財メーカーにおいては、ネット広告による小売店への来店効果が可視化されていないという課題が指摘されている。さらに、来店促進を目的としたネット広告の最適な運用がされておらず、消費財メーカーと小売店の棚取りに関する商談の場でネット広告が活用されていないなどの課題もある。
こうした課題を解消するため同社のStore Visit Marketing Teamは、消費財メーカー向けに、小売店への来店効果の可視化および来店促進のためのプロモーション支援を開始した。
来店効果の可視化には、Google広告の「アフィリエイト住所表示オプション」を導入。これによって、コンビニや家電量販店、ドラッグストアなど6万店舗以上の小売店の来店計測を実現する。
同社はまた、これまで同広告において、来店コンバージョンをKPIに運用を行ってきたクリエイティブ制作・アカウント設計のノウハウを活用。来店コンバージョン最大化のための改善策の提案や、同広告を中心としたネット広告運用を支援していく。これによって、来店効果の可視化だけでなく、費用対効果の高いプロモーション施策も提供する。
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