N.D.PromotionとZERO、博報堂DYメディアパートナーズグループのオールブルーの3社は、共同でZ世代を対象としたシンクタンク組織「Z総研」を発足すると発表した。
米国では、1960年から1970年代生まれた世代をジェネレーションX、1980年代頃に生まれた世代をジェネレーションYと呼び、分類することで、その世代の特徴に合わせたマーケティングやエンターテインメントを生み出してきた。その後続いた「ミレニアル世代」もまた同じく、1990年以降に生まれた人々を分類するための呼称として用いられてきた。
しかし近頃、このミレニアル世代の1990後半から2000年代に生まれた比較的若い世代には、他の世代とは異なる特性があると考えられ始めた。そこで派生した呼称が「ジェネレーションZ(Z世代)」だ。未来を牽引するこの新世代の若者は他の世代の常識は当てはまらず、大人には理解しがたいユニークな生態をもっている。そんな世代にアプローチしていくためには、その生態を調査し、解明することが必要不可欠となる。
Z総研は、Z世代をターゲットとした商品や企画に携わる企業のマーケティングパートナーとなることを目標に発足された。三社は、N.D.Promotionが運営するZ世代向け情報発信WEBサイト「Nom de plume」の保有するZ世代コミュニティと、そのネットワーク、ZEROによる調査リサーチ機能、並びにオールブルーによるZ世代向けプロモーションの企画機能というそれぞれの強みを連携することで、クライアントへソリューション提供を目指していく。
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