ロックオンは、マーケティングプラットフォーム「アドエビス」において、メジャーアップデート「AD EBiS UPDATE 2019 Spring」を発表。4月から順次開始する。
同社は、今回のアップデートによって、データ活用と投資判断を向上させる機能を追加する。
具体的には、広告データの自動取得機能を見直し、コストやインプレッションなどの媒体データを、効率的かつ迅速に取得できる仕組みを構築する。新しい広告データ取得機能では、初期設定時に連携を行う媒体を選択することで、日次で広告データの自動取得が可能に。マーケターは、データの集計と加工にかかっていた工数を削減し、効果的な投資判断と改善施策の立案に集中できる。
なお、「アドエビス」は、5月中旬をめどに、Google広告やYahoo!プロモーション広告のスポンサードサーチ、Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)、Facebook(Instagram)と自動連携することが決定しており、TwitterやCriteoなどとの連携も実施される予定だ。新しい広告データ取得機能では、こうした新しい媒体の追加も迅速に行える。
また、レポート機能も直感的でわかりやすいものにブラッシュアップされる。新しいレポート機能では、CVや広告の予算消化率、CPA、ROASといった主要指標の進捗状況と月末時点の着地見込みを視覚化できるようになり、期間別推移の比較も実現する。
さらに、広告のパフォーマンスと削減可能な予算も可視化。キャンペーンや訴求内容に応じて成果を細分化して分析する「ABCD評価分析」と、投資コストとコンバージョンの獲得状況から費用対効果をスコアリングする「コストアロケーション分析」の2つの機能を通じて、広告予算最適化へのヒントを提供する。
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