ソーシャルワイヤーは、ビジネス情報発信プラットフォーム「NEWSCAST」の提供を開始した。
従来、企業において、外部とのコミュニケーションを担う「広報」と、マーケティング手段である「広告」は分けて考えられていた。しかし、コミュニケーションチャネルが多様化する中で、両者の境界は曖昧になりつつある。
同社はこのような背景から、広報や広告の役割を超えた情報発信全体を支援すべく、同プラットフォームの提供に至った。
同プラットフォームには、自社ニュースページの作成やメディアへのプレスリリース配信、広告出稿やSNSマーケティングといった、情報発信に関する複数の手段が集約されている。
具体的には、自社ニュースをまとめた情報発信ページの作成が可能。ドラッグ&ドロップなどの直感的な動作で、レイアウトやSEOに配慮したニュース原稿を用意できる。作成した原稿は、「NEWSCAST」サイトに掲載される。
また、同社のプレスリリース配信サービス「アットプレス」が保有する約1万件のメディアリストから、プレスリリースの配信先を設定できる。AIを用いて区分けされた地域や性別、年齢、ジャンルに加え、PV数が可視化されたメディアパワーを選択すると、配信先メディアを決められる。
さらに、「LINE NEWS」や「ニコニコニュース」、新聞社のWeb版といったWebメディアにニュースが自動掲載される機能も有している。
なお、アクセス解析においては、配信したニュースが、どういった経緯でどのぐらいの人に見られているのかという情報や、PV数、OS・ブラウザなどの環境、リンク先の参照元といった情報を確認できる。
同プラットフォームには、このほかにも、ウェブクリッピングやトレンド調査といった機能や、SNSへの広告出稿に関する機能が用意されている。
【関連記事】
・ソーシャルワイヤー、 Twitterの指定キーワード調査サービスを開始 ツイートのポジネガ判定も可能
・ソーシャルワイヤー、「アットプレス」においてプレスリリースをTwitter広告に出稿できる機能を追加
・SBPS、ソーシャルワイヤーと業務提携~マーケティング支援の拡充へ
・360度画像を活用したプレスリリース配信が可能に!PR TIMESとリコーが業務提携を開始
・300社以上の広告主とデータ連携!オールアバウト、英Armと共同でメディア向け新サービスをリリース