SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

ONE COMPATH、地域のリアルタイム情報を広告配信に活用できるサービスを本格提供

 凸版印刷のグループ会社であるONE COMPATHは、気象情報や国勢調査といった周辺地域情報を広告配信に活用できるサービス「エリアデータマートTORIMAKU」の提供を本格的に開始した。

「エリアデータマートTORIMAKU」のイメージ
「エリアデータマートTORIMAKU」のイメージ

 同社は、同サービスにおいて気象データをはじめ、国勢調査を基にした人口統計情報やプロファイリング情報、推計消費支出情報、世帯年収情報、商業統計情報といった、エリアを取り巻くリアルタイム情報を保有している。同社は、地図加工技術を用いてこれらの情報をまとめ、APIや一括データといったマーケティングに活用しやすい形で提供する。

 これにより、地域環境の変化に応じた広告配信や、プライベートDMPとの連携による地域環境ごとの行動把握が可能に。また、人に紐づく一般的なDMPを活用したターゲティング広告では、対象者が絞り込まれていくためリーチ数が減少するという課題があったが、同サービスのデータを活用し拡大推計を行うと、対象者の数を増やすことができる。

実証実験のイメージ
実証実験のイメージ

 また同社は、同サービスを活用した実証実験を行う。今回の実証実験では、Speeeのマーケティング活動の意思決定を支援するサービス「PAAM(パーム、Predictive AnalyticsAnd Marketing)」と連携。

 具体的には、特定のサイトに訪れるユーザーが広告へ反応した行動履歴情報に、同サービスが持つ地域ごとの年齢層や世帯収入、特定のテーマへの推定消費支出といった地域特性を紐づけ、顧客を複数のクラスタに分類する。

 これを通じて、見込み顧客数の推移および広告予算に対する弾力性を推定するほか、クラスタに応じたクリエイティブの最適表示を実現。その上で、広告効果の向上やオンライン上に現れていない層も含めた見込み顧客の推定を検証していく。

 同社は同サービスについて、2020年度に年間10億円の売り上げを目指している。

【関連記事】
凸版印刷、取説・保証書をスマホで管理できるサービス提供 家電の保有状況でターゲティング広告配信
ユーザーの「買い物行動圏」に応じたバナーを配信!クックパッドと凸版印刷が新たな広告商品を共同開発
SNS感覚で店舗をPR!凸版印刷の「Shufoo!」、中小事業者向けプランがWeb申し込みに対応へ
凸版印刷、Qurateと協業 企業のSNSマーケティング最適化支援サービス提供へ
クレジットカードの情報だけで店舗への送客が可能に!凸版印刷、「トッパンCLOサービス」の提供へ

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2019/04/24 15:30 https://markezine.jp/article/detail/30945

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング