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有効商談オートメーション『イメディオ』活用企業に聞く!効果と変化(AD)

なぜIVRyは有効商談を2倍にできた?イメディオ活用によるテックタッチ戦略の裏側

 マーケティング・セールスプロセスを効率化するために、AIを用いたテックタッチを導入する企業は増えている。株式会社IVRyでは、「電話営業を受けたくない」見込み顧客との接点強化のため、「決まる商談が増える」有効商談オートメーション『イメディオ』を導入。導入後半年で商談獲得数が2倍に増加。本記事では、『イメディオ』を提供している株式会社immedio 代表取締役 浜田英揮氏、IVRy インサイドセールスマネージャー 森本聖士氏と、プロダクトマネージャー 宮嵜涼志氏に取材。『イメディオ』導入前後の変化や今後の取り組みについてうかがった。

プロジェクト単位で組織を形成するIVRy

――最初に、IVRyのサービスや、森本様と宮嵜様それぞれのお立場についてお聞かせください。

森本:当社は、対話型音声AI SaaS『アイブリー』を展開しています。たとえば飲食店に導入した場合、「明日18時から3名で予約したい」と電話がかかってきたら、AIがお店の予約状況を確認して、音声で「18時は満席ですが19時であれば空いています。いかがされますか?」というような返答をしてくれるプロダクトです。

対話型音声AI SaaS『アイブリー』
対話型音声AI SaaS『アイブリー』:24時間365日稼働するAIが、電話応答を自動化・標準化し、業務効率と顧客体験の質を同時に向上させる。通話内容の自動文字起こし・要約・分析、FAQの自動生成や意図分類、KPIモニタリング・指標化まで対応。SFAやCRM、主要DWHとの即時連携も可能で、データ活用が難しい非構造化データを「経営資源」へと変換する。また、独自技術「ハルシネーションゼロ」により、業務自動化の信頼性も担保。オートコールと有人対応とのハイブリッド運用にも対応し、通話データを起点とした継続的な業務改善と、データドリブンな意思決定を支援する。

 他にも、通話内容の録音・文字起こしや、要約・分析した内容を顧客管理ツールにリアルタイムで連携することもできます。これまでは活用が難しかった通話という非構造データを、経営資源として活用できるようにするところまで支援しています。『アイブリー』を導入いただいている累計アカウント数は4万件を超えています。

 私自身は『アイブリー』のインサイドセールスマネージャーを担当しており、最近できたミッドマーケット事業部のインサイドセールスの立ち上げもしています。

株式会社IVRy インサイドセールスマネージャー 森本 聖士氏
株式会社IVRy インサイドセールスマネージャー 森本 聖士氏

宮嵜:私はプロダクトマネージャーとして、『アイブリー』の既存機能の改善や、新機能の開発を担当しています。あわせて、LPの改善や申し込み導線の最適化など広義のプロダクト体験の設計にも携わっており、その一環として『イメディオ』の導入も担当しました。

――IVRyのインサイドセールスやマーケティングチームの体制はどのようになっていますか。

森本:全体としては、基本的にいわゆるThe Modelと同じなのですが、当社では部署を明確に設けておらず、あくまでプロジェクト単位での組織運営をしています。そのため、インサイドセールス部やマーケティング部といった部署はありません。

宮嵜:プロダクト組織においても、プロダクトマネージャー(PdM)やデザイナー、エンジニアに加え、解くべき課題に応じてインサイドセールスやマーケターなども加わる職種横断のプロジェクトを組成しています。課題に対して最適なチームで向き合える体制が特徴です。

株式会社IVRy プロダクトマネージャー 宮嵜 涼志氏
株式会社IVRy プロダクトマネージャー 宮嵜 涼志氏

「決まる商談が増える」、有効商談オートメーション『イメディオ』とは?

――続いて、イメディオはどのような企業なのか、お聞かせください。

浜田:当社は創業4期目のスタートアップ企業で、有効商談オートメーション『イメディオ』を展開しています。顧客との接点が発生した瞬間に商談オファーをすると、実際に商談につながる確率が高いということがわかっており、『イメディオ』はそれをシステムで自動化したプロダクトです。

有効商談オートメーション『イメディオ』
有効商談オートメーション『イメディオ』

 サービスページや展示会、資料閲覧など、それぞれの見込み顧客との接点において、『イメディオ』から商談オファーのポップアップを出して、サービス検討中の見込み顧客がワンクリックで商談を確定できるようにしています。その際、受注確度が高い顧客を優先して、商談設定することも可能です。

「電話営業を受けたくない」顧客へいかにアプローチするか?

――IVRyのセールスプロセスの具体的な強みと、その強みがありながら『イメディオ』を導入された背景を教えてください。

森本:IVRyのインサイドセールスは、メールマーケティングが徹底的に磨かれていることが強みです。実際にインサイドセールス担当を介在させずに、約4営業日分の商談目標数をインサイドセールスの介在なしに、テックタッチで獲得しています。

 テックタッチに注力した背景としては、『アイブリー』のプロダクト特性が深く関係します。IVRyに問い合わせていただくお客様の半数は「不要な営業電話に出なくて済むようにしたい」という動機でお問い合わせをいただきます。つまり「営業電話を受けたくない」という見込み顧客に対して、顧客体験を配慮しながら電話以外の「顧客から信頼残高を獲得していくコミュニケーション手法」を確立する必要がありました。

 加えて当時、日中ではなく夜間や早朝に問い合わせいただく顧客リードが一定数増えていたという点もあります。その時間帯はインサイドセールスがリアルタイムで介在できないのでアプローチが遅れてしまい、一時的ではありますが商談獲得率が減少していました。そこで、さらにテックタッチを用いたコミュニケーションを磨く必要があると考えたのです。

 そこで、様々なツールを模索した結果、『イメディオ』が一番、親和性があると判断したのです。当社では『イメディオ』を資料請求のチャネルや、インバウンドとして能動的に問い合わせいただく見込み顧客との接点で活用しています。

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リードの優先順位に合わせて、商談タイミングを設定できる

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この記事の著者

落合 真彩(オチアイ マアヤ)

教育系企業を経て、2016年よりフリーランスのライターに。Webメディアから紙書籍まで媒体問わず、マーケティング、広報、テクノロジー、経営者インタビューなど、ビジネス領域を中心に幅広く執筆。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社immedio

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2025/11/04 11:00 https://markezine.jp/article/detail/49943

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