エイベックスは、大広とSOOTH、ヒトクセ、ビデオリサーチ、ソネット・メディア・ネットワークスの共同研究プロジェクト「気持センシングラボ」に参画した。
同プロジェクトは、生活者にとって心地よいコミュニケーションの実現を目指し、昨年の夏に発足した。動画視聴により生まれた気持ちが生活者の行動にどのような影響を与えるかをテーマに、企業のマーケティング課題に照らし合わせながら実験・研究し、ソリューションを検討している。
同社は同プロジェクトにおいて、同社の「来場者分析システム」を活用した人の表情解析を担当する。同システムはAIを採用しており、会場に設置したカメラで来場者の顔を検知し、ライブの盛り上がりや演奏されている楽曲と感情の関連性を分析・数値化できる。多数の来場者を同時に解析することも可能だ。
同社が同プロジェクトに参画することで、脳波や視線といった生体情報の分析データと表情による感情の解析データの掛け合わせが実現し、データ軸が増加するとともに、調査規模やユースケースの拡大も見込まれる。
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