SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

ココカラファイン、AIを活用した社内Q&Aシステムの稼働開始 顧客からの質問への応用も検討

 ココカラファインは、社内Q&Aシステム(ココカラボット)の利用を開始した。様々なデバイスで利用可能なAIシステムを構築できる、タケロボのマルコシスを活用した。

ココカラボット全体イメージ図
ココカラボット全体イメージ図

 ココカラファインの取扱商品は、くすり、化粧品、日用品、食品など多岐にわたることから、スタッフが必要とする知識も膨大なものとなる。また、顧客にきめ細やかなサービスを提供するためのオペレーションも多様化していた。これらの商品やオペレーション、他にも店舗運営や事務手続きなどに関し、従来はマニュアルを整備し対応してきたが、全国約1300店舗において日々発生する多種多様なQ&Aに迅速に対応するため、AIを活用したココカラボットを導入したという。

 ココカラボットは、これまでに整備したマニュアルとQ&Aを機械学習し、店舗や本部スタッフからの様々な質問に答えるものとなっている。パソコンやタブレットなどの各種デバイスから、人に話しかけるような文章で問い合わせを入力するだけで、適切な回答が得られる仕組みだ。

 問い合わせ方式として、チャット型とサーチ型を併用。頻度の高い質問はチャット型、膨大なマニュアルからの検索はサーチ型と、質問内容に合わせ使い分け可能にした。

 さらに、管理者用、利用者用のツールやシステムが用意されており、短期間でAIを活用したQ&Aシステムを構築できる。Q&Aのログを取得して質問傾向や店舗毎の質問内容を確認することで、回答品質の向上や業務改善の検討にも利用が可能。将来的には顧客からの質問への対応も検討する予定。

【関連記事】
ココカラファイン、Webサイトをリニューアル~WebとアプリのIDを一元化、店頭在庫の確認も可能に
デジタルガレージ、ココカラファインヘルスケアとの訪日観光客プロモーションを全国に展開
コクミン×タニタ、歩数をドラッグストアのポイントに還元する「ヘルスケアプログラム」を開始
SBクリエイティブと資生堂、顧客行動分析の実証実験をドラッグストアで開始
ワコール、店舗でAI接客 インナーウェア探すお客様にタブレットのチャットボットで商品提案

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2019/04/26 14:30 https://markezine.jp/article/detail/30972

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング