楽天は、運営するフリマアプリ「ラクマ」において、東京都江東区のファミリー向けマンション「パークホームズ豊洲ザ レジデンス」にて、無償資材による梱包・発送と、商品を無償資材に詰めるだけでの出品代行依頼ができる「おうちで楽ラク出品ブース」の試験提供を開始した。
「ラクマ」は、ユーザー3,633名に対して「フリマアプリに関する意識調査」を実施し、「フリマアプリを使用するにあたって大変だと感じている点」について質問したところ、最も多かった回答が「梱包・発送をすること」(37.3%)という結果になった。さらに、その理由について調査したところ、最も多かった回答が「梱包する資材を用意しなくてはいけないから」(81.0%)となり、次いで「梱包・発送する時間がないから」(30.8%)、「近くに発送できる場所がないから」(16.1%)ということがわかった。
この結果をうけて、「ラクマ」は、これらの手間を解消するため、自宅で簡単に梱包・発送および出品代行の依頼ができる「おうちで楽ラク出品ブース」の提供を始めたという。
「おうちで楽ラク出品ブース」は、自宅から外出することなく、無償資材で梱包・発送することができ、また商品を資材に詰めるだけで出品代行の依頼ができるサービス。ブースには、梱包資材が常備されており、売りたい商品を自由に梱包することができる。さらに、梱包した商品は自宅マンション内のコンシェルジュに預けることで、発送まで行うことができる。
また、出品代行を依頼したい場合は、専用WEBサイトにて申し込みをし、売りたい商品を資材に詰めてコンシェルジュに預けるだけで、出品代行会社のトリクルが商品回収を行い、「ラクマ」に代行出品を行う。なお出品代行で取引が成立した場合、商品金額に応じた手数料が発生する。
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