翔泳社では、8月9日(金)に『ど素人でもわかる経営学の本』を発売しました。本書は幾多の経営者たちが積み重ねてきた知恵の集大成である経営学の基礎知識を解説した入門書です。
経営者や会社役員でもない一会社員が経営学を学ぶことに意義があるのかと疑問に感じる方もいるのでは? 特にマーケターに経営学が本当に必要なのでしょうか。
そんな疑問に対し、著者の中川功一さんは「現代の経営学に息づく偉大な先人たちの知恵を借りられたら、前よりももっと上手にこの社会で活躍していけると思いませんか?」と強調します。経営者にマーケティングの知見が必要だと言われる今、現場のマーケターにも経営の知識が欠かせません。
経営学と一口に言っても扱う分野は幅広く、経営戦略はもちろん、事業開発、組織作り、マーケティングなど、企業を存続させ利益を上げるために必要な知見が網羅されています。本書でもそれらのキーワードを取り上げ、具体例を交えてわかりやすく解説。さらに、「今日から役立つポイント」というコーナーでは経営学の各エッセンスを活かせる場面を紹介しています。
AIの普及、不確実性の高い時代性、働き方改革といった多くの人に関係する事柄も経営学の視点を通すことで、より鮮明な対応策や処方箋が見えてくるはず。少しでも経営学に触れてみたいと思ったなら、ぜひ本書から始めてみてはいかがでしょうか。
目次
序章 経営をめぐる21世紀の変化
第1章 そもそも経営学って何?
第2章 新しい事業を創造する「イノベーション論」
第3章 売れる仕組みをつくる「マーケティング論」
第4章 事業のかたちをつくる「事業システム論」
第5章 会社の方針を描いて決める「経営戦略論」
第6章 自分の働き方を考える「組織行動論」
第7章 会社を動かす仕組みを知る「経営組織論」
第8章 経営学で押さえておきたい人物