オラクルはCDP「Oracle CX Unity」を正式版として発表した。CX Unityはマーケティング・システムと広告システムの顧客データを統合できることが特徴で、ウェブサイト訪問やオンライン広告からカスタマーサービスの電話対応、店頭での取引まで顧客との広範なやりとりにおいて、企業はパーソナライズされたコンテキストに基づく体験を提供することが可能になるという。
同社によると、CX Unityではオンライン、オフライン、サードパーティーの顧客データソースを集約し、事前に組み込まれた機械学習機能にかけることで既存のビジネス・プロセス内で最適な体験を提示できる。これによりブランドは顧客に関する一元的でダイナミックな把握がリアルタイムで可能となり、そのカスタマー・インテリジェンスを活用して売上促進、満足度向上、顧客生涯価値の改善に向けた体験を提供することができるとしている。
【関連記事】
・Teads、ビューアビリティ100%保証型の広告買い付けモデルを開始 オラクルの「MOAT」と連携
・「Modern Customer Experience」が開幕 オラクルが重視するリアルタイムCX
・1st×3rdパーティデータで最適な広告配信を実現!NEC、オラクルのクラウド型DMPを導入
・オラクル、世界中のネット接続状態が見える「Internet Intelligence Map」を発表
・日本オラクル、自律型データベース・クラウドより第一弾となるサービスの国内提供を発表