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第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

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BtoC企業におけるコンテンツマーケティングの極意(AD)

280万人の会員のエンゲージメントを高める 動画をフックにしたワコールのコンテンツマーケティング戦略

動画を積極的に活用するための仕組み

――動画を積極的に施策に活用していく上で、運営管理の面で大変なことはあるのでしょうか。

川勝:やはり管理するコンテンツが増えるにともない、運営の工数は大きくなります。たとえば「あの動画を使いたいのだけど、どこにある?」という他部門からの急な問い合わせに対応するのも、かつてはDVDに動画が保存されていたりして、探すだけでも一苦労でした。

 また、公開期限が決まっているモデルを起用した動画などを適切な日時で公開・非公開の設定にするのも、人力で対応していた時は大変でした。そしてWebサイトだけでなく、各SNSなど様々な媒体で動画を利用していますが、プラットフォームごとに分析ツールもバラバラだったので、各コンテンツの結果を一つの画面でみたいという思いもありました。

 こういった様々な課題を、「Video Cloud」を活用することで、乗り越えることができました。権限管理機能も備わっているので、今では部署を横断して管理する体制になっています。

動画の活用から効果測定まで、一気通貫で可能に

――制作した動画コンテンツは、Webサイト以外でも活用しているのでしょうか?

川勝:ECサイトや店頭、SNSアカウント、そしてアプリでも利用しています。特に今はFacebookやTwitter、YouTubeなど様々なSNSで多くのお客様とつながっているので、重要な顧客接点です。

 ただ、動画を公開する本数や媒体が増えるほど、それぞれのアカウントにログインして、設定する工数も増えます。また管理画面もバラバラなので、効果を比較するのも大変です。そこで弊社では、「Brightcove Social」を活用することで、その手間を大きく削減しました。

 具体的には、「Video Cloud」に動画を格納することで、FacebookやTwitter、YouTubeに、それぞれログインすることなくコンテンツを配信し、各SNS上での再生数なども1つの画面で分析することができるようになったのです。他には予約投稿もできるので、この機能は現場の担当者に重宝されています。

――1つのダッシュボードで、それぞれの媒体における動画のパフォーマンスをチェックすることで、施策の成否の判断も素早くできますね。

川勝:そうですね。ソーシャルデータを一元管理することで、それぞれの媒体でのROIを把握しつつ、全体最適の視点での施策のチューニングもしやすくなりました。同時に、管理するだけでなく、視聴回数、視聴維持率といった視聴データでの分析もできるので、どの媒体にはどんなコンテンツが当たるのかを検証しています。

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動画を入り口として、深いブランド理解を促す

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この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2020/04/28 09:52 https://markezine.jp/article/detail/32386

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