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ファンを軸としたマーケティングの設計図~熱量を生み、育て、広げるには

ソーシャルディスタンスを保つからこそ実現できる、オンラインミートアップの新たな設計図

オンラインだからこそ生まれる熱量を模索しよう

 我々は、オフラインでやろうとしていたことをそのままオンラインでやるという一時的な対応としての代替手段から一歩抜け出して、オンラインだからこそ実現できることにより力を注いでいく必要がある。そのためにはプラットフォームの機能理解ももちろん重要だが、オンライン独自の特性を生かしたコミュニケーションの設計をミートアップにインストールしていく必要があるのではないだろうか。

 対面でのミートアップでしかできないことももちろん多々ある。これほどまでに人と人が直接出会い、触れ合えることの素晴らしさを実感する機会はそうなかったはずだ。しかし、同時にオンラインでないとできない、ひいてはオンラインの方がファンの熱量を高められる設計も存在する。世の中のルールが変わっていくなかで、我々は、変化とともに新たなコミュニケーションの設計図を作り始めなければならない。

 ファンとのコミュニケーションを考えた際、誰かの思い出に残っていくことがブランドの大きな役目なのだとしたら、それは今まさにすべてのブランドが試されていることだろう。

第3回のまとめ

 オフラインでのミートアップ・イベント開催自粛が長期化するなか、マーケターはオフラインでやろうとしていたことをそのままオンラインに移行するのではなく、オンラインだからこそできる新たなコミュニケーションを模索する必要がある。その設計には次の3つの手がかりがある。

1. 参加者のコミットメントを促す仕掛けを準備する
2. 非同期なコミュニケーションを逆手に取る
3. 「感動の追体験」を呼び起こすコンテンツを用意する

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この記事の著者

高橋 遼(タカハシ リョウ)

1983年生まれ。2010年株式会社トライバルメディアハウス入社。クリエイティブディレクター。ファンを軸としたマーケティング戦略・実行に従事し、これまでに航空会社、ファッションブランド、スポーツブランド、化粧品ブランド、飲料メーカーなどを担当。著書に『熱狂顧客戦略』(翔泳社)。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2020/05/13 07:00 https://markezine.jp/article/detail/33313

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