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CMと連動した対策でCPI40%減!タイミー×セプテーニのApple Search Ads運用術

指名検索で流入するユーザーに確実にアプローチ

――CM出稿のタイミングに合わせ、ASA強化の取り組みも行われたそうですね。そもそもASAにはどのような特徴があるのでしょうか。

佐藤:ASAは、アップストアの検索窓にて特定のキーワードを検索したユーザーに対してリーチすることができるメニューです。つまり、アップストアの検索結果上に広告が表示されるので、アプリのインストールに対するモチベーションが高いユーザーが多いんです。

――アプリを手掛ける企業には必須の取り組みだということですね。

佐藤:はい。運用面での大きな特徴は、細かなターゲティングが可能なことです。未インストールユーザーのみへのアプローチに限定される媒体が多いのですが、ASAはインストールして一回削除したユーザーなど、既にアプリを利用したことがある比較的モチベーションの高いユーザーへもアプローチが可能なのは魅力的な点だと思います。

――タイミーさんはどのような考えから、ASAの配信を決めたのでしょうか。

古賀:CMの出稿により認知度が上がり、“タイミー”の指名検索で流入するユーザーが多くなりました。そのユーザーを取りこぼさずCM効果を最大化するためにも、ASAを強化してインプレッションシェアを高く維持しようと、セプテーニさんに相談しました。

ブランディングも兼ねたクリエイティブの訴求

――では今回、セプテーニさんはタイミーさんにどのような提案をされたのでしょうか。
 

佐藤:まずは、CMと連動したASA活用の提案です。ASAは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでのリスティング広告と異なり、検索後の画面にテキストとスクリーンショットが出てくるため、ダイレクトレスポンスだけでなくブランディングにも大きく寄与する媒体です。

 具体的な施策としては、CMに出演いただいた橋本環奈さんの写真を使用したスクリーンショットを作成し、CMで接触したユーザーを確実に獲得できるよう設計しました。さらに、タイミー様のCM出稿自体の目的でもある“純粋想起”の獲得に向けて、CMの非接触ユーザーに対してもタッチポイントを増やせるようにしました。橋本環奈さんはネームバリューがあるので、結果的に非接触ユーザーにもインパクトを与えられたと思います。

安立:タイミー様が出稿するタイミングでASAの配信フォーマットのアップデートがあり、これまでキーワード検索結果の1位はテキストのみの表示だったのが、アップデート後はスクリーンショットも表示される仕様に変更されました。そこで、画面にCMと連動したスクリーンショットを2枚並べ、画面占有率を高められるよう、キーワードの入札・スクリーンショット設定やApp Store Optimization(以下、ASO)周りの施策を実施。また、CMで特定のキーワードのインプレッションがかなり増えていたため、検索してきたユーザーへ効率的にアプローチができるよう設計しました。

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指名キーワードに加え、一般キーワードからの流入も

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この記事の著者

丸山 真希枝(マルヤマ マキエ)

フリーライター。IT・Web業界を中心に100社以上のボードメンバーへの取材を行う。起業・マーケティング・クリエイティブなど幅広いトピックスを担当。趣味はヨガと瞑想。体幹と柔軟性を強化中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2020/07/16 11:00 https://markezine.jp/article/detail/33652

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