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グーグル08年第1四半期は30%増益 米景気減速をものともせず

 米グーグルは3月31日締めの、2008年第1四半期決算を発表した。一部の投資家は同社が米景気減速の影響を受けるのではないかと懸念していたが、純利益は13億1000万ドルで、前年比30%(前年同期10億ドル)増加と同社が成長を続けていることが明らかとなった。

 ただし何も問題がないわけというわけではない。グーグルの収益はペイドクリック(広告クリック)が中心。1-3月期の米国内の有料クリック件数は前年同期比20%増加したが、10-12月期の30%、7-9月期の45%と比べれば、伸び率は大きく鈍化している。一方、全体の売り上げの51%を占める海外での売り上げは順調で、国内の広告収益どの鈍化による影響をそれほど受けずに済んだ。

 有料クリック件数の減少は、米国経済の後退にともなって全体的に広告支出を各企業が抑えていることが一因となっているようだ。

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2008/04/18 10:51 https://markezine.jp/article/detail/3380

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