クロスロケーションズは、日本全国の主要業種・業態別の店舗周辺と、主要都市の人流変化を同社のWebサイト上で確認可能な「全国業種・業態&主要都市人流グラフ」を全面リニューアル。公開を開始した。
全国業種・業態&主要都市人流グラフは、同社が開発する位置情報ビッグデータ活用プラットフォーム「Location AI Platform」の機能で、任意の地点・エリアの人流変化をモニタリングし視覚化する「Visit Analysis(訪問推計速報)」を用いたもの。
今回のリニューアルでは、主要9業種(コンビニ、スーパー、ホームセンター、ファミレス、ドラッグストア、家電量販店、テーマパーク、百貨店、ファストフード)に加え、政令指定都市などを中心に60ヵ所に拡大。それぞれの人流変化を前日比・昨年比(%)で表示している。また、各業種、各都市のボタンをクリックすると、直近1ヵ月の推移と昨年同月の推移を確認できる。データおよびグラフは毎日更新され、前日24時までのデータが翌日13時頃に反映。準リアルタイムで変化を可視化する。
さらに都市別の人流グラフにおいては、全国の主要60都市の人流変化を一度に確認可能に。コロナウイルス感染拡大の影響により起きている都市別の人出の変化を比較したり、大都市圏と地方中核都市の違いなども判別できる。
今後、天気情報などの位置情報以外のデータも追加される予定だ。
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