ユーザーの体験を向上させて行動を促す文章、書けているでしょうか。特にマーケティングに従事する方にとって、Webサイトやコンテンツ、メルマガ、SNS、あるいはメールなど様々な場面で文章を作成・チェックする機会が多いと思います。
そうした文章に必要なのは自分たちの伝えたいことを詰め込むのではなく、ユーザーの課題を解決し、ビジネスの成長につながるような行動を促すことです。そのための手法として、近年、UXライティングが注目されています。
UXライティングとは、ユーザー(読み手)の体験を助け、体験の価値を高めるように配慮した文章術のこと。UXライティングはマーケターに限らず、文章でコミュニケーションする機会のある方すべてに必要なスキルです。
そこで今回は、MarkeZineを運営する翔泳社から11月30日(月)に発売したばかりの『ビジネスマンのための新教養 UXライティング』を紹介します。
本書ではUXライティングがなぜ必要とされているのかを説明し、ユーザーの利用状況や課題・ニーズの明確化といったプロセスから実際の文章の書き方までしっかりと解説。文章例を多数掲載しているので、自分ならどのようにユーザーを理解して文章を書くかと考えながらUXライティングの手法を理解できます。
ユーザーや相手が気持ちのよい体験をできるようにサポートし、そのうえで望ましい行動をしてもらうための文章を書きたい方におすすめです。
目次
第1章 UX(ユーザー体験)がビジネスを変える
第2章 UXライティングで課題を解決する
第3章 UXライティングのプロセス
第4章 わかりやすくなる書き方のポイント、UXのスタイルガイド
第5章 よりよく伝える改善の取り組み