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25~39歳の半数以上が「副業・複業に興味あり」 副業・複業スタイルを6タイプに分類

 トレンダーズの運営するパラレルキャリア情報発信メディア「Paranavi(パラナビ)」は副業・複業スタイルについて調査した。

 同社が2020年10月に行ったミレニアル世代(25~39歳)向けの調査にて「副業・複業に興味がある」と回答した人は53.5%と半数を超えるも、実際に副業・複業を行っている人は12.4%に留まり、何かしらのハードルが存在することがわかった。そこで、25~39歳の経験者男女500名を対象に、具体的な仕事内容や情報収集などについて質問。未経験者が疑問を持ちやすいポイントについて聞くことで、価値観についても探った。

副業・複業のスタイルを6タイプに分類! 仕事の探し方や価値観に違い

 はじめに、現在行っている副業・複業の内容を調査した。結果「ポイント集め(アンケートや商品モニターなどで報酬を得るもの)」が76.2%と最多に。すでに副業・複業の定番になっていることがわかった。そこで今回の調査では、「ポイント集め」以外の仕事を6つに分類しその調査結果をまとめた。

「投資家タイプ」が全体の40.6%と最多

 賢く効率的に収入を増やしたい「投資家タイプ」が全体の40.6%と最も多いタイプだった。彼らは株、FX、仮想通貨といったことに取り組んでいる。リアルタイムトレンドが追いやすいTwitterや、解説動画の充実したYouTubeなどで情報収集をする人が多かった。

アルバイトなどで収入を得る「リアリストタイプ」が次点

 次に多かったのがコツコツ堅実に収入を増やしたい「リアリストタイプ」(38.4%)だ。アルバイトや時給制の仕事をしており、知人の紹介で仕事を得ることが多いようだ。

勉強会・交流会をきっかけに仕事を得る「スペシャリストタイプ」

 三つめは、スキルを伸ばして人の役に立ちたい「スペシャリストタイプ」(16.2%)。Webライティング、コンサルティング、プログラミングなど専門スキルを活かした仕事をしている。仕事の探し方としては、勉強会・交流会をきっかけに仕事をしたり、クラウドソーシングサービスを利用している。

ネットの作品販売サービスを活用する「クリエイタータイプ」

 感性を磨いて世界を広げたい「クリエイタータイプ」(11.6%)は1割程度となった。イラストやアクセサリーといったもの作りを仕事にしている人たちは、ネットの作品販売サービスを利用しているようだ。本やSNS、Webメディアなど、幅広く情報収集をしており、月1万円以上の自己投資率も32.8%と、比較的高い。

YouTubeやSNSで自分の得意分野やスキルに関する発信する「インフルエンサータイプ」

 五つめは、ワクワクすることや新しいことをしたい「インフルエンサータイプ」(6.0%)だ。YouTubeやSNSで自分の得意分野やスキルに関する発信をし、報酬を得ているという。仕事もTwitterやInstagramのSNSをメインに探している。

月1万円以上の自己投資率が半数を超える「事業家タイプ」

 最後に、社会のためになる大きな仕事がしたい「事業家タイプ」(5.8%)。商品やサービス、事業の開発を仕事にしている。本、SNS、交流会など、オンラインもオフラインもフル活用して情報収集を行っているおり、月1万円以上の自己投資率は51.7%と半数を超え、最も高かった。

 「興味はあるが、仕事の探し方がわからない」人に向け、人材と仕事内容のマッチングといったサービスの拡充の他、関連情報の流通を増やし、「自分にもチャレンジできそう」という意識を世の中に広めることが必要だと同調査は述べた。

【調査概要】
調査対象:副業・複業をしている25~39歳男女500名
※性年代別均等割り付け
調査期間:2020年10月27日(火)~29日(木)
調査方法:インターネット調査

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MarkeZine(マーケジン)
2020/11/25 15:03 https://markezine.jp/article/detail/34935

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