エンバーポイントは、メール配信システムMailPublisherの新機能である「MailPublisher HTML Editor」を提供開始した。HTMLメールは、ビジュアル訴求力が高く効果測定にも優れていることからメールマーケティングにおいて欠かせない手法だ。一方で、HTMLメールを制作できる人が社内にいない、制作に手間がかかり効果的なHTMLメールを量産できない、といった課題を抱えている企業もいる。
同社がリリースした「MailPublisher HTML Editor」は、HTMLの知識は一切不要だ。ドラッグ&ドロップでパーツを組み替えるだけで、誰でも、簡単に、表現力の高いレスポンシブデザイン対応のHTMLメールを作成することができる。
また今回の開発ではユーザー目線で細部に徹底的にこだわることが重要と考え、日々メール制作を行っている同社のメール制作チームの意見を積極的に取り入れて開発した。
「MailPublisher HTML Editor」の3つの特徴
1. 表現力
画像・テキスト・ボタンといった、HTMLメールを構成するパーツを、自由に組み換えることができる。また各パーツの間隔、余白、カラム数の設定を合わせることで、オリジナリティあるレイアウトを作成することが可能だ。またパーツの中身は、テキストであれば「フォントの種類・サイズ・配色」、図形であれば「サイズ・配色・形状」など、細かい調整ができる。「MailPublisher HTML Editor」であれば、このような高い表現力によって、意図したデザインをエディター上で忠実に再現できる。
2.操作性と機能
HTMLの知識不要、ドラッグ&ドロップによる直観的な操作に加え、基本操作は直観的かつ簡単に行えるように全体設計した。それだけでなく、同社のメール制作チームの意見を積極的に採用することで「編集したメールが正常に保存されなかった場合アラートが出る」「画像のアップロード時間を短縮する」など、メール制作におけるストレスが軽減される。
3.エディターのみの利用も可能
一般的にHTMLエディターはメール配信システムやMAの一機能であり、切り離して利用することができない。しかし同機能では、エディター単独の利用が可能だ。作成したメールをZip形式でエクスポートし、別の配信システムやMAにセットすることができる。
上記機能以外にも、デザインに不慣れな方のための「デザインテンプレート」や、確認が面倒なリンク切れチェックをしてくれる「リンクチェッカー」などの機能が搭載されている。
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