ロイヤリティ マーケティングは、小売店や飲食店における食品購入での利用状況や、消費者の意識を把握する「食品リテールに関する消費者意識調査」を公開。以下、一部内容を紹介する。
最も利用意向が高かった業態は?
食品の購入で利用している業態を聴取したところ、内食関連では「スーパーマーケット」(94.2%)、「ドラッグストア」(80.8%)、「コンビニエンスストア」(78.8%)、「100円ショップ/100円ストア」(73.3%)、「ネットショッピング」(60.3%)、「ディスカウントストア」(49.0%)、「食材宅配サービス」(13.8%)という結果に。中食関連では「店内飲食」(54.8%)、「テイクアウト/持ち帰り」(44.4%)、「食品デリバリー/出前注文」(23.4%)となった。
今後利用したい業態は、内食関連では「スーパーマーケット」(79.3%)が最も高く、「ドラッグストア」(62.4%)、「コンビニエンスストア」(61.2%)、「100円ショップ/100円ストア」(56.0%)、「ネットショッピング」(48.4%)、「ディスカウントストア」(40.2%)、「食材宅配サービス」(15.0%)と続いた。中食関連では「店内飲食」(41.9%)、「テイクアウト/持ち帰り」(34.1%)、「食品デリバリー/出前注文」(21.1%)となった。
コロナ禍で利用が減った業態は飲食以外にも
1年前に比べて利用が増えた業態は「ネットショッピング」「スーパーマーケット」「テイクアウト/持ち帰り」がTop3に。一方で、利用が減った業態は「店内飲食」が52.2%で突出。「コンビニエンスストア」「ディスカウントストア」「100円ショップ/100円ストア」が続いた。
充実させてほしい商品は?【業態別】
充実させてほしい商品を生活者に聞いたところ、スーパーマーケットでは「野菜・果物」「肉・魚の加工前生鮮食品」が3割強、次いで「パン・ベーカリー」「惣菜・サラダ」「弁当類」「冷凍食品」が2割弱だった。一方で、コンビニエンスストアでは「弁当類」が19.5%と最も高く、次いで「パン・ベーカリー」(15.9%)、「菓子類」(14.8%)となった。
テイクアウト/デリバリーへの要望
テイクアウト/デリバリーへの要望としては、「少量から注文できる」(57.0%)、「持ち帰りやすい容器の提供」(54.6%)、「予約のしやすさ」(53.8%)、「低価格商品の充実」(48.0%)、「決済方法の充実」(47.3%)が上位に並んだ。商品以外にサービス面を重視する傾向がうかがえる。
【調査概要】
調査主体:ロイヤリティ マーケティング
調査方法:インターネット調査
調査期間: 2020年8月28日~9月4日
パネル:「Pontaリサーチ」会員(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録しているユーザー)
調査対象:5,000人
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