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事例&データで深掘り!Instagramマーケティングの現在地(AD)

多彩な表現ツールでブランドが輝く!Instagramが実現する「欲しい」を作るコミュニケーション

「フォローしている意味を感じてもらう」資生堂ワタシプラスの運用

 続いて話題に上がったのは、自分の「好き」をフォロワーに伝えていくための工夫と、その先にある「いいな」「欲しい」の気持ちを生み出す工夫について。佐藤氏は「一番は嘘をつかないこと」だと語る。

 「ファンが知りたいのは、インフルエンサーのリアルな情報です。そのためフォローするインフルエンサーが本当に好きなものでなければ結局売れませんし、嘘かどうかは、時間を使って応援してくれているファンであればすぐに見極められてしまいます。

 だからこそ、PR案件を扱う際は、本当にその企業のファンになること、PRする商品のファンになることが大事だと思っています。それが企業とファン双方に対する誠実な姿勢です」(佐藤氏)

 また三島氏は、消費者との「双方向のコミュニケーション」で「継続的に発信する」ことがポイントだと説明する。テテマーチが支援している資生堂の「ワタシプラス」では、コミュニケーションを通じて得られるユーザーからの意見をコンテンツ制作に活かし、フォロワーに“フォローしている意味”を感じてもらえるよう意識しながら運営しているそうだ。

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利用者との距離を近づけるコミュニケーションを

 セッションでは、Instagramのさまざまな機能の使い方についても議論された。

 佐藤氏は、2020年8月より実装された「リール」に注目している。リールは最大30秒の短尺動画を音楽やARエフェクトをつけて作成できる機能だ。佐藤氏は、「いま流行っている音楽を把握できますし、音楽をシェアすることでファンに一層身近に感じてもらえる気がします」と使い方を明かした。

 三島氏は企業における新機能の活用状況として、コロナ禍によって企業のライブ配信活用が増えていること、商品タグが表示可能なショッピング機能の拡大によって、さまざまな場面で利用者との接点を構築できるようになったと紹介。ユーザーと親密なコミュニケーションを取るために、アルゴリズムの特性も理解しながらコンテンツを提供していくことが求められていると述べた。

 聞き手を務めたFacebook Japanの近藤 克尚氏は、2人の話を受けて「各ブランドが持つコミュニケーションスタイルに応じて多彩な機能を活用していくことで、消費者との距離感を近づけるためにInstagramを最大限に活用していただきたいです」とまとめ、セッションを締めくくった。

\2021年2月26日までオンデマンド視聴が可能/

オンラインセミナー「House of Instagram」では、本レポートで紹介したセッションを含む5つのセッションを配信中。視聴はこちらから!

【内容一例(該当セッション)】
Instagramブランディングの必勝パターン(好きと欲しいをつくるためのブランディング)
資生堂「ワタシプラス」のInstagram活用(佐藤ノアさんに聞く!好きと欲しいを動かす秘訣とは)
最新情報&さまざまな業界での活用事例(「欲しい」を加速させるInstagramコマース)

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この記事の著者

畑中 杏樹(ハタナカ アズキ)

フリーランスライター。広告・マーケティング系出版社の雑誌編集を経てフリーランスに。デジタルマーケティング、広告宣伝、SP分野を中心にWebや雑誌で執筆中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2021/01/23 18:42 https://markezine.jp/article/detail/35189

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