KADOKAWAの子会社であるJ-GUIDE Marketing(以下、JGM)は、中国大手ソーシャルECプラットフォーマーYouzanの日本法人であるYouzan Japanと業務提携を結んだ。両社は中国向け越境EC開店およびプロモーションサービスの販売パートナーとなった。
新型コロナウイルス感染症の影響によりインバウンド消費が激減する中、越境ECの可能性を探り始める企業が増えている。そこで、中国向けの越境ECを展開できる開店ソリューションを持つYouzan Japanと中国向け総合マーケティングソリューションを提供しているJGMが業務提携し、中国向け越境ECを展開したい企業に対して全面的なサポートを提供するに至った。
中国でのSNSを活用したソーシャルECは、近年大きく発達しており、多くのユーザーから支持されている。YouzanはソーシャルECの先進企業で、同社が運営しているプラットフォーム「Youzan」は現状543万店の導入実績を誇る店舗管理、ソーシャルECシステムとなっている。一方、JGMは中国市場向けに市場調査、データ分析、メディアバイイングを行い、KOL(Key Opinion Leader)、KOC(Key Opinion Consumer)などのインフルエンサーマーケティングに強みを持っている。
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