チャットブックは、2021年2月に、オンラインのデータを活用して顧客体験を向上させる「DataBox」をリリースする。
同サービスは、ユーザー情報とコミュニケーションの接点を統一し、顧客理解を深めるための更なるWeb接客・集客の効率化を支援するもの。
具体的には、同社の保有している、販促活動に従事したチャットボットの会話、マーケティング活動の履歴などのデータを基に、SNS・ウェブ・他プラットフォーム・CRM/MAなどの外部ツール、広告API、各種データベースとの連携を進めることで、顧客と企業との関係性を包括的に可視化する。
これにより、企業は自社のオンライン上のデータを集約し、顧客をより理解した上で、最適な体験を提供することが可能になる。
今回のDataBox機能を通して、顧客の満足度を高めた/高めなかったパターンが見えるようになる。同社では、DataBoxが学習し、特定の行動経路をたどった顧客には過去データからどのような企業の対応が成功しやすいかを示す、オンライン販売のレコメンド機能の将来的な実装を検討している。
【関連記事】
・ジーニーのチャットボットツール「Chamo」、ECサイト向けにEFO機能などを強化
・Macbee Planet、チャットボットに“ユーザーの温度感を数値化”する新機能「FRS」を搭載
・営業自動化のChatBook、EC特化のチャットボットサービスを発表
・凸版印刷、AIチャットボット「BotFriends」をアップデート SNSなどの連携をスムーズに
・AIチャットボット「Bebot」、ウィーン国際空港エリアにて新機能「混雑平準化」をリリース