京王グループの感性AIは、AI(人工知能)が感性価値の創造や訴求力の向上に寄与する新たなマーケティングソリューション「感性AIアナリティクス」「感性AIブレスト」の提供を6月1日から開始する。
これは電気通信大学の坂本真樹研究室の特許技術・知財を活用したもので、商品開発の重要な要素であるネーミング、キャッチコピー、パッケージの感性価値分析・訴求力向上をAI関連技術によりサポートするソリューション。
「感性AIアナリティクス」は、商品のネーミング、キャッチコピー、パッケージが消費者にどのような印象を与えているのかをAIが定量的に評価することで、商品の感性価値を分析する。また、分析結果をポジショニングマップで可視化する機能により、自社商品、競合商品との印象の違いを一目で把握することが可能。
「感性AIブレスト」は、与えたい印象を考慮したネーミング、キャッチコピー、パッケージのアイディアの候補を、AIがユーザーに代わって複数提案するもの。商品コンセプトやイメージ画像から消費者が連想するワードを出力する機能も搭載し、アイディア検討のパートナーとして新しい感性価値の発見につながるヒントを生み出す。
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