転職サイト「イーキャリアプラス」は、インターネット関連業界に勤務するWebプロデューサー・プランナー職、Webディレクター職、Webデザイナー職、各100名に給与アンケートを実施した。
Web制作関連職種の平均年収調査では、「Webプロデューサー・プランナー職」552万円、「Webディレクター職」468万円、「Webデザイナー職」358万円となり、プロジェクトを統括するWebプロデューサー・プランナー職は、年齢に比例した大幅な年収の増加が見られる。
一方、若手(20代後半~30代前半)の多いWebデザイナー職は全体と比較して平均年収は低く、Webディレクター職、Webデザイナー職ともに、年収の増加は緩やか。各職種の年齢構成に注目すると、Webプロデューサー・プランナー職のボリュームゾーンが30代であるのに対し、デザイナー職では20代後半~30代前半が7割弱を占めている。
今回の調査では、営業職・マーケティング職・エンジニア職・Web制作関連職種についての給与調査を実施しているが、平均年齢が33.43歳と年齢構成も若いにも関わらず、全体の平均年収は484万円。特に営業職、マーケティング職、SE職、Webプロデューサー・プランナー職の4職種では平均年収が500万円を超えているという。国税庁の民間給与実態調査(平成19年9月発表)による民間平均年収435万円・平均年齢44.2歳という数値とt比較しても、インターネット関連業界では、若年層が比較的高水準の平均年収を実現していることがうかがえる。
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