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海外ネットサービスについてのあれこれ

マーケティングに使えそうな海外サービスいろいろ。アンケートとか属性調査とか

検索キーワードの男女比や年齢層を調査できる「Demographics Prediction」

 検索キーワードに関する情報も、多くのサイト運営者が知りたい情報だろう。そこでご紹介したいツールが「Demographics Prediction」だ。

 これはMicrosoft adCenter Labsが開発したもの。例えば以下のように「MarkeZine」で検索するとそのキーワードで検索した集団の男女比と年齢層を教えてくれる。また、入力ボックスの下のラジオボタンで「URL」を選択し、調べたいサイトのURLを入力すれば、そのサイトの訪問者の属性も調べられる。

読者層をつかめる「Demographics Prediction」。図はMarkeZineの場合。
MarkeZineの統計

 ただしこの結果は、MSNのユーザーを基にして計算した推定値なので、かならずしも正確なわけではない。ざっくりとわかるといった程度で使うのがいいだろう。

トレンドを意識したSEMに挑戦。「Google Trends」

 Yahoo!や他のポータルサイトで日々公開されている「検索キーワードランキング」は人気コンテンツだが、それだけ、ブログやサイト運営する人々にとって検索市場を意識することは当然のことになっている。今何に興味が持たれているのか、という「流行」を意識することも大事だ。誰が、何を、いつ。これを無視していたらせっかくのチャンスを逃してしまうことにもなりかねない。そこで使いたいのが「Google Trends」。

 季節的な動きや人気の上昇、注目があがってきているもの、衰えてきているものなどが一目で分かる。また、複数のキーワードで調べてみたい場合には、カンマで区切って入力することで最大5つまでのキーワードを比較するできる。例えばこの時期、日本では欠かせない「傘」というキーワードを打ち込んでみよう。2007年度の「Trends history」だ。

キーワード「傘」で、検索数の推移を調べてみた
「傘」のトレンド

 6月から7月に検索数が集中していることがわかる。さらに、画像の下の方では、そのキーワードがどの地域で使われているのか、ということも表示される。

 ここから引き出せる検索市場の動向を取り入れれば、自分が関係しているテーマや商品に対して、トレンドをより意識した、面白いマーケティングができるかもしれない。

まとめ

 以上、日本語もOKな、面白い海外サイトを紹介した。今回紹介したサービス、マーケティング活動のちょっとしたスパイスになるだろうか?

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この記事の著者

オオヤ コノハ(オオヤ コノハ)

1979年うまれの28歳。大学時代に自身のホームページを立ち上げ、その場で書いていた日記が書籍化されたことから、ライター業を開始。ネット系、アダルト系から小説まで幅広く執筆活動を行う。大学卒業後は某出版社にて雑誌編集に携わる。結婚を機にいったん文筆業から離れるが、最近復活。いい仕事がしたいなぁと思うこのごろです。<...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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2008/06/11 09:00 https://markezine.jp/article/detail/3937

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