“出せば当たる”打出の小槌のようなGoogleのサービス群
世界中のネットユーザーに対して、魅力的なツールやサービスを無料でリリースし続けているGoogle。「ググる」という言葉が一般化しているように、この記事の読者には、Googleを知らない人はもはやいないだろう。
もともと1997年に検索エンジンとして立ち上がったGoogleだが、その後は検索だけにとどまらず、以下のような様々なサービスを展開してはユーザーに受け入れられている。
- iGoogle:カスタマイズ可能なホームページ
- Googleツールバー:ブラウザに検索や便利機能を追加する専用ツールバー
- Gmail:ブラウザから送受信可能なメーラー
- Googleビデオ&YouTube:ビデオ共有
- Google Analytics:アクセス解析
- Google Adsense:コンテンツマッチ型広告配信システム
- Google Adwords:検索連動型広告
こうして並べてみると、極端な話、Googleの提供するサービスだけでネットライフが完結しそうな勢いだ。
密かに消えていったサービス
どんなサービスも常に大成功に見えるGoogleだが、実は、数多くのサービスやプロジェクトの中には、様々な理由で「使えなかった」「たち消えた」失敗例がある。
Googleの話題を専門に扱う「Google Blogscoped」の記事は、米Googleがいったんはリリースしたものの「消えた」サービスが多数ある、と伝えている(日本ではリリースされなかったものも)。
今回は、そんな普段耳にすることが少ないGoogleの隠された「失敗サービス」をいくつか紹介しよう。「そういえばそんなサービスもあったな」「聞いたことだけはある」とか、「そんなサービスがあったのか」と思うようなものまで様々だ。また、それらのサービスたちが現在どこでどうなっているか、についても簡単に触れる。