メディアの調査・分析を行うニホンモニターは、2025年1月~6月のCM出稿状況を基に「2025上半期CM起用社数ランキング」を発表した。

2025年上半期は、芦田愛菜の起用社数19社で1位に。3年ぶりに首位に返り咲いた。2位は川口春奈が18社と追い上げる結果となった。3位には3名が並ぶ結果に。今田美桜、大谷翔平、賀来賢人がランクインした。
上位の常連組に加え、新勢力も躍進。特に、小倉史也は2024年の6社から10社に急増し注目株に。 Uber Eatsやサムスン電子ジャパンなどの個性的なCM出演で存在感を放ち、下半期の動向に注視したいところだ。
2025年のスポーツでは、世界陸上とデフリンピックが東京で開催される。出場するアスリートや名場面がCMに反映されることにも期待したい。
【調査概要】
調査項目:テレビCMに出演しているタレントの起用社数ランキング
調査期間:2025年1月1日~2025年6月22日
対象局:日本テレビ/テレビ朝日/TBS/テレビ東京/フジテレビ(東京地区民放5局地上波オンエア分)
※番組宣伝、本人出演の番組コラボCM、本人出演のCD、DVD、ゲーム、アプリ、楽曲配信、映画CM、楽曲MV内出演、ナレーションのみでの出演などは除く
起用社数の集計は、各タレントの「契約期間」ではなく、「出演したCMが実際に放送されたかどうか」でカウント。また、グループ企業内で複数企業での起用があった場合は、それぞれを1社として計算した。
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