SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第83号(2022年11月号)
特集「Web3、メタバース、NFT ── 最新技術が マーケティングに及ぼす影響」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

DNPら、多様な文字の見え方に対応する「じぶんフォント」開発 読字体験ができるサイト公開

 大日本印刷(以下、DNP)は、東京工業大学、ファシリティジャポン、リアルタイプと連携し、文字の読み書きに困難がある人(ディスレクシアを含む)にも見やすく読みやすい「じぶんフォント」のプロトタイプを開発した。

 また、「じぶんフォント」の読字体験ができ、多様なフォントと比較しながら、自分に合うフォントを見つけられるWebサイトも公開。様々な利用者からの意見を収集し、「じぶんフォント」の改善や社会実装、さらなる研究開発を目指す。

 「じぶんフォント」の主な特徴として、読み書き困難の特性に合わせた、3種類の形状のフォントがある。読み書き困難の症状は様々で、人によって症状が異なる。朱助教は、文字の読み書きに困難がある人の協力のもと、自身が開発したフォントの評価・分析を行い、(1)文字の下部が太い、(2)全体が細め、(3)全体が縦長で太め、といった3つの傾向のあるフォントが好まれることを発見。今回の「じぶんフォント」の開発に当たっても、これらの特徴を活かした形状とした。

 また、同フォントは研究によって判明した読み書きに困難がある人に好まれる形状をもとに、画線がシンプルで、先端や角が丸い「秀英丸ゴシック」をベースに開発。ひら仮名は形状や大きさを整え過ぎないようにしている。例えば「い」は平たく、「く」は縦に長くなど、手書きの形状に近いデザインで、字間にゆとりがある。

 今回の4社共同プロジェクトでは、多様な見え方の特性を持つ人の協力を得て、より見やすく読みやすいフォントの開発・実用化に取り組んでいる。実用化に向け、公開したサイト上でアンケートを実施し、その結果から研究を進め、開発フォントのブラッシュアップを図っていく。

 DNPは今後、参画企業・大学とともに、「じぶんフォント」の評価と改善を繰り返し、より有用なフォントを開発する他、ユーザーが自分の読みやすい文字の形へ自由にカスタマイズできるフォントの開発や普及にも取り組んでいく。

 開発の背景として、知的能力に関係なく文字を読むことが困難な学習障がいディスレクシアの存在がある。日本では学齢期児童の約8%、英語圏では約10~15%にこの症状があると言われるが、フォントの変更が読み難さの軽減に役立つ場合があることが知られている。

 国内では朱助教によるディスレクシア対応の日本語フォントの試作・評価が進んでおり、その有用性が確認されているが、一方で日本語の情報処理で少なくとも必要とされる約7,000字(JIS第1・第2水準)のフォントの開発には、高い負荷がかかっていた。こうした課題の解決に向け、同社は秀英体の開発で培ったノウハウを活かして「じぶんフォント」の開発を開始した。

【関連記事】
【回答者特典あり!】MarkeZineがアンケート調査を開始
電通、デジタルサイネージを見やすくする「みんなのサイネージ」開発
コニカミノルタ、脳工学に基づく画像解析で最適なデザインを追求する「EX感性ソリューション」提供へ
イーデザイン損保、通学路の危険箇所を見える化する「もしかもマップ」提供
博報堂、ユニバーサルデザイン視点で企業サイトのアクセシビリティを改善するサービスを開始

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2022/09/27 11:30 https://markezine.jp/article/detail/40115

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング