※本記事は、2023年4月25日刊行の『MarkeZine』(雑誌)88号に掲載したものです。
茨城県石岡市の観光PR動画が20万再生
Crevo(クレボ)は、茨城県石岡市の観光プロモーション用WebCM動画を制作。動画は公開から10日間で20万回以上再生された。
同社は動画制作支援および動画制作サービス「VideoWorks」の運営を行っている。WebCMの舞台である茨城県石岡市は、都内から日帰りできる距離にありながら、筑波山をはじめ温泉、パラグライダー、キャンプ、いちご狩り、地酒、レトロな街並みなど観光資源が豊富だ。しかしながら「知る人ぞ知る観光スポット」でもあり、その魅力を知らない人も少なくない。
今回の動画では「石岡とマッチしない?」をキャッチコピーに設定した。マッチングアプリさながらに「どれもピンと来なくない?」とスワイプを繰り返し、旅行先を探す女性たちが登場。王道の観光スポットに飽きてしまった女性と石岡市が見事にマッチングする様子を描いた。
Instagram、新機能「ノート」を日本でも導入
Instagramは、新機能「ノート」を日本でも導入した。同機能は、利用者がダイレクトメッセージ(DM)の画面に最大60文字の短いテキストを残すことで、今の気持ちや近況をシェアできるもの。米国など一部の国で2022年12月に導入しており、2023年1月より提供地域を日本や英国、ヨーロッパ圏に拡大した。
投稿したノートは自分と共有範囲に指定されたアカウントだけが閲覧可能。DMの受信箱の一番上に24時間表示され、他の利用者のノートをタップすると、DMで返信することができる。
なお、ノートを残しても閲覧できる利用者には通知されない。
電通国際情報サービス、社名を「電通総研」に変更
電通国際情報サービスは、2024年1月1日付で社名を「電通総研(英文表記:DENTSU SOKEN)」へ変更すると発表した。また、同社の完全子会社であるコンサルティング会社2社の統合に向けて、検討・準備も開始する。
同社は2022年に長期経営ビジョン「Vision2030」を発表。その中で、社会や企業の変革をリードする多様な人材、多彩なテクノロジー、多種のソリューションを持つ企業を目指し、自己変革を進める意思を表明していた。今回の社名変更の目的は、自己変革に合わせて新たな企業体およびブランドを構築することにある。
Vision2030の実現に向けて、同社の完全子会社にあたるアイティアイディとISIDビジネスコンサルティングの統合も検討・準備。これにより、コンサルティング機能の強化を目指す。
今後は、電通グループの日本事業を統括する「dentsu Japan」内のシンクタンク「電通総研」機能の移管についても、電通グループと協議を進めていく予定だ。
U-NEXT、Paraviと統合へ
U-NEXTとプレミアム・プラットフォーム・ジャパン(以下、PPJ)は、2023年3月31日付で経営統合することに合意した。存続会社はU-NEXTとなり、PPJの運営する有料動画配信サービス「Paravi(パラビ)」は、2023年7月を目途に同じく有料動画配信サービスの「U-NEXT」内へ移管する予定だ。
統合を通じてコンテンツを拡充するとともに、プロモーションやマーケティング面においても相乗効果による顧客獲得の機会の最大化を目指す。
また統合にともない、U-NEXTとTBSホールディングス、TBSテレビ、テレビ東京との間で、コンテンツ調達やマス向けプロモーションなどにおける業務提携契約を締結。さらにU-NEXTと電通および博報堂DYメディアパートナーズとの間で、動画配信プラットフォームを活用した広告配信に関する業務提携契約も締結した。
TikTok、「create together」始動
TikTokは、プロジェクト横断型の新企画「create together」を始動した。
プロジェクトの第1弾として、2月に熊本県で「Local Love TikTok LIVE in 熊本」を開催。熊本出身のモノマネタレント・コロッケが出演し、熊本市内を移動しながらTikTok LIVEを配信した。
また2022年に続いて、TikTokクリエイターのコミュニティ作りをテーマにしたオープンエリアでのフェス型イベント「TikTok Creative Festival」の開催も決定。4月の仙台を皮切りに全国で実施し、各地でのクリエイター向けワークショップも予定している。