マーケティングデータ解析・分析を行うアクロスソリューションズとBtoBの卸売サイトやソリューション事業を行うオークファンが共同運営する「アニメのお時間です!」は、「動画視聴に関するアンケート調査」を実施した。
性別や年代を問わず全体の70%超が動画を視聴すると回答
まず、普段動画や映像コンテンツ、番組を観るか調査を行った。
結果、性別や年代問わず、全体の70.7%の人が「観る」と回答。
娯楽としてだけでなく、情報を得るためのツールとしても早くわかりやすい映像コンテンツが生活に広く馴染んでいることが改めてわかった。
動画を観る頻度は1日1~2時間が最も多く約30%
次に、動画を観る頻度を調査した。
最も多かった回答は「1日1~2時間」で29.5%となった。これは、およそドラマ1話、映画1本分の長さになる。
性別で見ると、女性の回答で最も多かったのは「1日30分未満」で30.6%。既婚者のほうが未婚者と比較すると短い傾向にあり、「1日30分未満」と答えた人は32.3%だった。家事や子育てなどに追われるなかで動画視聴という娯楽の時間が制限されていると予測される。
動画視聴時の端末は約5割がスマホ、既婚者は5割がテレビと回答
続いて、動画視聴時の端末について調査を行った。
最も多い回答は「スマホ」で49.2%、次が「テレビ」で45.6%という結果になった。
ただし、既婚者のほうが「テレビ」で動画を観るとの回答が多く、割合は50%。
また年代別で見ると、年代が若くなるほどテレビの割合が減少し、スマホの割合が増加する傾向が見られた。
視聴する動画のジャンルは「ドラマ・映画」が最多で約48%
次に、視聴する動画のジャンルについて調査を行った。
全年代で最も多かったのは「ドラマ・映画」で47.4%となった。
全体では次に多かったのは「バラエティー」「ニュース」だったが、年代別だと20代では「アニメ」が43.2%で2番目に多い答えとなった。
【調査概要】
期間:4月11日~4月12日
機関:アクロスソリューションズ
対象:20代〜60代以上の男女
回答数:2,407
方法:インターネットによる任意回答
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